座禅をしたことがありますか?
アンケートに回答していたらこんな質問に出会いました。
ちなみに、わたしは座禅をしたことがありません。
みなさんは座禅をしたことありますか?
座禅という言葉を聞いて思い出すのは、はるか昔の子供の頃の情景。
「言うこと聞かないとお寺に入れて座禅させるよ!」
親によく怒鳴られて泣いた記憶が蘇ります。
子供の頃、テレビ番組で永平寺の修行の模様が中継されていて、固そうな床に座らされて、少しでも動くと板で叩かれている様子を見て、なんとまぁ、ひどいことをするもんだと恐怖に慄きました。
その様子を見ていた親が、「しめた、こいつが悪さをしたら座禅を使おう」と考えたんですね、たぶん。
結局、いつも泣いて謝って、座禅することはなく生きてくることができましたが。
さて、せっかくの機会なので、座禅について調べてみました。
何かのお役に立てたらうれしいです。
座禅の経験率
「座禅 調査 経験率…」などのキーワードで検索してみましたが、テーマがニッチ過ぎるのか、妥当な調査結果を発見できません。
ちなみに、私が答えたアンケートの集計速報だと、これまでに座禅を経験したことがある人の割合はなんと41%でした。(出典:ecナビ)
以外と多いですね。
Googleの検索結果のタイトルを見ていくと、お寺の座禅会、企業研修、自己啓発セミナー、学校のカリキュラムなど、様々なアプローチで座禅を取り入れているようです。
座禅の効果
座禅.comで座禅の意識調査を公開していましたので紹介します。
座禅の効果を実感するまでの期間
2週間未満: 7%
2週間〜1ヶ月:13%
1ヶ月〜3ヶ月:39%
3ヶ月〜6ヶ月:25%
6ヶ月以上:9%
まだ効果を実感していない:6%
⇨3カ月ぐらい継続すると効果を実感するみたいですね。座禅の効果
座禅で具体的にどのような効果を実感したのか
1位:ストレス軽減・リラックス効果が得られた(78%)
2位:睡眠の質が改善した(71%)
3位:集中力が向上した(70%)
4位:姿勢が良くなった(64%)
5位:仕事のパフォーマンスが向上した(52%)
6位:体調・体質の改善(40%)
7位:肩こり・腰痛の軽減(31%)
8位:対人関係の改善(25%)
⇨座禅には心身ともに良い効果があるんですね。
また、男女で有意差は認められないようです。
座禅の基礎知識
「初心者のための座禅の体験」を開催している臨済宗妙心寺派 東京禅センターのご担当者へのインタビュー記事で座禅の基礎知識が学べましたのでポイントを紹介します。
そもそも坐禅とは何か
心が整った状態のことを“禅”といいます。
坐禅の“坐”は、「その身そのままで」という意味があり、その身そのままで自分自身を見つめて心を整えていく…つまり、頭を空っぽにして心をニュートラルな状態にする、というのが坐禅の基本です。具体的な坐禅の作法とは
坐禅の作法は様々あり、ここで一例を紹介します。
右の足を左の股の上に深く乗せ、左の足を右の股の上に乗せます。
次に右手の指の上に左の指が重なるように置いて、両手の親指を自然に合わせて丸を作ります。
組み合わせた手は力を入れずに下腹部につけます。
そして、うっすらと目を開く「半眼(はんがん)」で、自分の周りを“ありのまま”見ましょう。
目を閉じると視界を遮断し、逆に心の中でいろいろな想像が膨らんでしまいます。
坐禅中は背筋を伸ばし、頭を空っぽにして、吐く息に意識を集中します。禅で大切なのは「今」「ここ」「自分」の3つの要素です。坐禅を組むことで得られるものは何か
座禅は何かを“得る”ために行う行為ではありません。
反対に禅は自分のいらないものを捨てていく作業で、何かにこだわっていたり、とらわれていたり、偏った考えになっている自分にまず気づき、それらを捨てて考えないようにする行為です。
いらないものをそぎ落としていき、自分の本当の「今」の状態を知ること。
そこから本当に必要なことは何かが見えてくるようです。
いかがですか?
わたしは座禅に興味がわいてきました。
ただし、長時間あぐらで座り続けるところがわたしのボトルネックです。
そこで何か座禅に役立つアイテムは無いものかと調べてみると…
いろいろ見つかりました。
スティーブ・ジョブズも登場してきまた。
まず、座禅クッションから始めてみたいと思います。
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