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天文宇宙検定にチャレンジした話①

小学4年生のうちの長男、将来の夢は宇宙飛行士になること。何年か前に

”俺、宇宙いく。宇宙飛行士になる。”

って突如言い出したのですが、そのとき不思議と私は、

”あ、そうなんだ。宇宙飛行士になって宇宙に行くんだ。”

とすんなり腑に落ちた。
もし彼が、40歳すぎた頃に突然宇宙飛行士になりたいって言い出したら、
”いやいや、それは無理でしょ”
と言っていたでしょう。
でも、まだ小学4年生、10歳ですからね。
可能性は無限です。
まだ日本から宇宙にいった宇宙飛行士は10名しかいない狭き門ではありますが、時代は変わり、イーロンマスクも、トムクルーズも、前澤さんも宇宙に行くわけです。ってことは、何かしらのきっかけで、長男が宇宙に行くっていうのも可能性は0ではない。むしろアリアリだな、と。

いろんな可能性があるとはいえ、彼が目指しているのはJAXAの認定宇宙飛行士。であれば、そうなるためにどうしたらいいのか。夢はきっと叶うよ、っていうだけじゃなくて、夢を叶えるためにどうしたらいいのか、どういう方向に努力するべきなのか、を伝えるのは親の責務と考える。

JAXAの宇宙飛行士の経歴を眺めると、みんな高学歴である。次の宇宙飛行士公募の際には、若干規定が緩まるかも、とあるが、高学歴であることが邪魔になることはない。そんな話を長男にしつつ、ま、学歴が云々より、宇宙に行きたいならまず宇宙を知らないとダメだよね、って話をした。その点に関しては、そもそも宇宙に行きたい長男なので、宇宙に関する図鑑を小脇に抱え、宇宙関連のニュースを読んだり、本を読んだり、それなりに知識を蓄えてはいる。でも、彼が今どのくらいの知識量を持っているのか、を客観的に知る術はない。なんかいい方法ないかなぁって思っていたところ、Twitterで流れてきたのが、”天文宇宙検定”アカウントのつぶやきであった。

長男が宇宙に興味を持ち始めてから、宇宙関係者のアカウントをフォローしまくっていたところ、AI様から的確にリコメンドが上がってくるようになりまして、そうして出会えたわけです。AI, LOVE。

天文宇宙検定は4級から1級まである検定試験である。4級は小学生程度の天文知識、3級は中学生程度の天文知識、という説明があった。であれば、小学校を卒業するまでに4級取れたらしめたもの。早速、長男にこんな検定あるよーって紹介した。

長男はすぐに食いついた。なにこれ、面白そう。受けてみたい。いいよいいよ、受けたらいいよ。でもね、どうせ受けるならちゃんと勉強してから受けてください。

ということで、4級の公式テキストと問題集をAmazonで購入し長男に手渡し、同時に4級の受験申し込みをした。それが今年6月初めのことである。そしてここから、長男と私の天文宇宙検定への挑戦がスタートしたのである。

続く。

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百瀬朝子
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