落ち込んだら?
あなたは、落ち込んだことが、あるだろうか。
落ち込んだ時、あなたは、どうするだろうか。
落ち込んでしまった、じぶんを、責めてしまうだろうか。
落ち込んでしまった、じぶんを、責めてしまうと、どんどん、落ち込んでしまう。
負の感情が、むくむくと、じぶんの中で、どんどん、大きくなっていく。
その負の感情も、否定してしまうと、もっと、負の感情は、大きく、巨大になっていく。やがて、じぶんでは、どうしようもない、大きさになってしまう。
落ち込んだ時。
そんな時は、落ち込んだじぶんを、できる限り、そのまま、受け入れること。
ありのまま、認めてあげること。
いま、ぼくは、落ち込んでるんだな、と認める。
落ち込んでいるじぶんを、許してあげる。
そうすると、負の感情は、それ以上、おおきくならない。
ちいさいまま、あなたのとなりに、ちょこんと、座っている。
そのちょこんと、座ってる、負の感情を、じぶんなりのイメージで構わない。
そっと、ハグしてみてほしい。
ハグしてみて、負の感情は、泣き出すかもしれない。
安心した顔をするかもしれない。
大丈夫だよ、とやわらかい声で、ハートの声で、語りかけてもいい。
負の感情は、もうひとりのじぶん。
だから、ないがしろにしないでほしい。
あなたの敵ではない。
認めてあげること。
許してあげること。
少しずつ、ハートに余裕が出てくる。
自然と、視点が変わってくる。
景色が変わってくる。
少しずつでいい。
あなたのペースで構わない。
そして、これから、話すことは、ぼくが、最大に落ち込んだ時の対処法だ。
これが、あなたに当てはまるとは限らない。
体を壊して、入院して、退院を果たし、家でずっと寝ていた。
落ち込んでいた。
これでもかってくらいに、深く、深く、落ち込んだ。
底っていったい、どこだろう。
考えたくないのに、考えてしまう。堂々巡りだ。
落ちて、落ちて、落ちた先。
ぼくは、落ち込むことに疲れた。
というよりも、飽きたのだ。
落ち込むことに飽きる、という体験は、これがはじめてだった。
もう、落ち込むのは、やめよう。
やめて、生きよう。
そう、漠然と思った。
それから、生きるんだったら、生きている間、思いっきり、楽しもう、と思った。
ぼくのペースで。
結果論になってしまうが、一度、飽きるまで、落ち込む、という方法もある。
もちろん、信頼のおけるひとに相談するのも手だ。
おすすめはしない。
けれど、ぼくは、この方法で、生きることが楽しくなった。
落ち込んでいても、楽しくない。
当たり前だけれど、当たり前ではない。
だって、それに気づかなかったから。
ぼくは、いま、少しずつ、新しいことに挑戦している。
その先で、ちょっと落ち込むこともある。
けれど、そんなじぶんを、ぼくは認めていこう、許していこう、と思う。
許せば、自由になる。
ハートが軽くなる。
あなたも、落ち込んだ時、そっとじぶんを見て欲しい。
もうひとりの自分が、どう思っているのか、聞いてみて欲しい。
そして、あなたなりに、いちにち、いちにちを、楽しんでほしい。
ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって読んでくれて、ありがとうございます。
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