えーえるえす日記-0030

えーえるえす日記-0030-06-15

医療で言う「生きている」と言う意味と、僕の思う「生きている」と言う意味の間には隔りを感じる事がようある。
「生存する事」と「生きる事」の違い、とでも言うか、、

「長く生存する」「ちゃんと生きる」はおんなじなんやろか？
「生きている」と「死んで無い」はおんなじなんやろか？

そりゃ誰だちゃ死にとうは無いくさ。怖いにきまっちょうくさ。
でもね、僕は「危ないけん、あそこん行くとはやめちょきなさい」ち言われたちゃ、そこがどげんしても行きたいとこやったら「危ないとはしっちょるけど行きたいと！」ち言うてどげしたら行かるうやろかち考えてしまうげな人間。そん時行かんかった事の方を後々後悔する人間。もうそれは今んなったらどげする事もでけん。

人生観は人それぞれ。正しいとか間違いとかも無いし、人がああこう言う事やない。
僕の病気が治る病気で治療を受けると言う立場やったら、また違う考え方をしたったゃろうねぇ。

医療現場の方々には本当に感謝しています。
心の底からいつもありがとうございますと思うとります。



自分で納得して自分の人生の終わりを前を向いたまま決める。
それは絶対に簡単な事やなかでしょう。

体が動かず、コミュニケーションもほぼ取れなくなる。
なんに思考は正常という状態で果たしてどこまで正常な心を保てるとやろうか？

「諦め」と「納得」の狭間で、僕はどげんな旅立ちを迎えるんか
それはもう誰にもわからん事。
だっちがたい、もう帰って来られんっちゃもんね（笑）
大体「旅」ち言うとはくさ、家に帰り着いてから「はぁ〜、やっぱ家が1番やの〜」ち言うところまでのばすやけどねぇ（笑）