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【筋肥大と筋力向上】

筋肥大
○ 筋線維(細胞)1本1本が太くなること
× 筋線維の数が増えること

最大筋力を決める要因
①筋線維組成 ②筋断面積 ③運動単位

※①は遺伝的要因が大きく、②と③をトレーニングによってどれだけ改善できるかが鍵となる

[1.筋線維組成]
速筋線維と遅筋線維の比率
速筋線維が多いほど筋力は高くなる

(筋線維タイプの分類)
1.遅筋線維(タイプI・赤色) 
収縮速度が遅く力発揮は小さいが持久力は高い
2a.速筋線維(タイプIIα・ピンク色)
速筋と遅筋の中間の性質を持つ
2b.速筋線維(タイプIIβ・白色)
収縮速度が速く力発揮は大きいが持久力は低い

[2.筋断面積]
筋力は筋断面積に比例する

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpehss/14/1/14_KJ00003396640/_pdf/-char/ja

[3.運動単位]
運動単位(モーターユニット)
▷1つの運動神経とそれが支配する筋線維の集団動員できる運動単位が多いほど筋力は高まる

(https://www.rehabilimemo.comより)

サイズの原理
▷力を発揮するとき、サイズの小さな運動単位から動員され、負荷が大きくなるにつれてサイズの大きな運動単位が加勢されるようになるという原理
サイズの小さい運動単位には遅筋線維が多く、
サイズの大きい運動単位には速筋線維が多い

(https://www.rehabilimemo.comより)

まとめ

筋肥大は筋力向上の1つの要因であって、
筋肥大=筋力向上ではない


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