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#18 伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則 @山口拓郎

文章は完璧な情報伝達手段ではない
誤読・誤解は日常茶飯事である

1.文章を書くための準備をする

❌準備をせずに書き始める
○文章の目的を明確にする
○読ませる相手(ターゲット)を明確にする
○ターゲットのニーズを把握する
○ターゲットの反応を決める
○2種類の情報(主観的・客観的)を収集する
※書くことは「自問自答」の連続である

2.文章を〝速く〟書くためのポイント


○一度にザッと書く
 最初から完璧に書こうとしない
 書く時間を決め、ひとまず書き上げる
①書く 
②印刷する(読み手からの視点)
③推敲する
④修正する
○テンプレートを活用する(p36-59)
○「単語登録機能」を活用する

3.文章を〝簡潔に〟書くためのポイント


○盛り込む情報を(1つに)絞る
○「一文一義」を心がける
○文章のぜい肉を落とす
 文中に盛り込まれている情報の中で、重要度の低いものから削っていく
○冒頭で結論をはっきりと書く

4.文章を〝分かりやすく〟書くためのポイント

○修飾語の順番
 先:長い修飾語(節)
 後:短い修飾語(句)
○「大きい状況」→「小さい状況」
○曖昧な表現を避け、具体的な数値を用いる
(大きい、長い、安い、多い、結構、多少)
○複数の意味に解釈できる文❌
→句読点の打ち方や表現技法に工夫を凝らす
○接続詞を上手に活用する
順接,逆接,添加,並列,対比,補足,転換

5.文章を“正しく”書くためのポイント

※要は日本語を正しく使う!

・主語と述語を正しく対応させる+距離はできるだけ近づける

・①二重敬語②二重否定③二重表現(同じ意味の語を重ねて使う言い方)を避ける

①おっしゃられた、なされる

②ないわけではない、言えなくもない

③まず最初に、頭痛が痛い、日本に来日する

・「~たり」の正しい使い方

○~たり、~たり

×(単独で)~たり

・wordの「自動文章校正機能」を活用する

6.“読みたくなる”文章を書くためのポイント

・カッコを上手く活用する

「」『』()【】<>《》“”

・文体を統一する(「です・ます調」or「だ・である調」)

※快適な見た目を追求する(字間・行間・レイアウト)

7.メール・SNS対策

・メールの件名は具体的に書く

件名をパッと読んだ瞬間にどんな要件のメールか分かるように

敬語を正しく使う

尊敬語ー相手を敬って使う言葉

謙譲語ー自分をへりくだって使う言葉

丁寧語ー「です」「ます」




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