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「秩父銘仙の紫展」@よりどころ

ランチ後、「秩父銘仙の紫展」へ。

場所は「よりどころ」という、去年の年末の絹市で、木村和恵先生のミニ銘仙展があった場所です。

お腹がはちきれんばかりに食べた直後ということもあり、かなりアレな感じになっております…
(直後限定という事でお願いします…‼)

昭和初期に建てられたというこぢんまりとした古い建物で、大変趣があります。
銘仙がとてもしっくりくる会場!

1Fは秩父銘仙中心で、2Fは各地の銘仙。
2Fまでの階段は恐ろしいほど急で狭く、ギシ…ギシ…と、時代を感じさせます。
着物や衣桁を持って運ぶのも、大変だっただろうと思います。

窓が多い光をふんだんに取り入れる的な現代の建物ではないので、少し溜まる空気感というか、雰囲気がノスタルジックで、一瞬自分がいつの時代のどこにいるのかが分からなくなりました。
展示物を鑑賞しているつもりが、一瞬溶け込み、この世界にタイムスリップしたかのような。

1F

一面に夏の花々が咲き乱れる中の御所車が素敵な、お召銘仙にくぎ付けになりました💕
大きな矢羽根、シック好みのお嬢さんの持ち物だったのか?

2F

伊勢崎銘仙、ほんと可愛い♬
あまり見かけない、八王子銘仙。大人っぽい。
足利シックな足利銘仙

紫色の銘仙は確かによく出回ってはいるけれど、これだけ素敵なものばかり集めて展示するとなると、かなり大変だったと思います。

そういや桐生は・・・?と思ったのですが、桐生銘仙はありませんでした。
私が一番よく見かけるのは足利銘仙か伊勢崎銘仙、その次くらいに秩父、たまーに八王子であり、「これが桐生銘仙です‼」というのはいまだに見たことがない気がする。
見分け方が難しいのかも…

主催者の銘仙BOYさんとお話していると、るりばら銘仙の矢野さんもいらして、去年求めた半襟をお見せすることが出来ました。

下手くそな着付けだし、ちょっと恥ずかしかったのですが、とっても喜んでくださったのでお見せ出来て良かった…

この後、夫の行きつけ「酒づくりの森」で限定品を求めて、帰宅しました。

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