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夢日記

久々の変な夢

なぜか北の方に向かわなきゃいけなくなって、暗い夕方で豪雨が降ってた。
北の方は空に黄色い放射状の雷がいくつも光っていて、どこかわからない場所で迷子になった私は逃げる四人の子供の女の子たちに声をかけて、北の○○って何処かわかる!?と聞いた。
一人の女の子がちょうど落ちた雷を指して、あっちだよ!と言った。
嘘!あんな雷が凄いとこなんて行けない!と思い、雨宿りをしようと近くのアパートの階段に逃げ込んだ。
雲で世界は真っ暗になって、雨が酷く、雷の音がどんどん大きくなっていた。階段の踊り場で座り込んで携帯で位置を確認しようとした。
そのとき横の玄関が開いて、住人が出てきた。
四人くらいの年子の子供たちが飛び出してきて、全員頭に毛がはえておらずつるっとした頭部に真っ赤なニット帽を被っていて、顔は目が小さくモンゴル系の感じだった。最後に赤ちゃんを抱いた母親が出てきて、そのまま階段を降りて外に出ていこうとした。
私は思わず、行ってはならない!雷が凄いからしばらく家の中にいなさい!と叫んだ。

母親はニコッと笑ってスタスタ豪雨の中を行ってしまった。が、その次の瞬間にかなり近くで雷が落ちた。まだ踊り場にいたおそらく小学生くらいの長男と次女が怯えて座り込んだ。
もっとこっちに来なさい!小さくなって、過ぎ去るまでここにいなさい!と私はまた叫んだ。

お母さんもきっとどこかで座っているよ、あなたたちを置いてはいかないから大丈夫、後で探しに行こうとかなんとか次女に言いつつ、内心、意味不明の事態に震えていた。

とにかく雷が異常だった。空を少しだけ見ていた。
その異常な雷は、かなり近くで放射状から巨大な球体へと変化していた。光って、その後に鋭い爆発音がした。それで鼓膜が破れた。
右の鼓膜が死んだのがわかって、子供たちはニット帽を耳まで被って耳を押さえていた。
頭の中に太く低い男の人の声が鳴り響いた。
『さぁ、行くぞ』と言った。
私は、ああ、来る…と思った。怖くてパニックで子供たちを抱き締めた。

右の空、正面、左のすぐ近く、三つの火球が空中で高速回転しながら火の粉を飛ばしていた。
プラズマなんだ、電気が集まって、弾ける、、とか叫んでいたら、左のプラズマ玉が爆ぜた。

その火の粉が足元のコンクリートに飛び散ったら、なんと見たことのない神秘的な幾何学模様と細かい動く模様と四肢の動物たちが描き出されていた。黄金に輝く美しいアートが地面に刻印されていく。

信じられなかった。食い入るように地面を見つめて、ゆらゆら動く紋様たちの幻術にかかったかのようになった。ハッと気が付くと、正面の巨大な火球が流動的に動きながら、ゆっくりゆっくり目の前に降りてきていた。

その火球に、巨大な目玉が出現して、どんどんライオンの姿になった。近付いてくる火のライオンの頭は3階建ての家くらい巨大で、目は焦点があっておらず左右でグリグリと異なる方を見ていて、きっとあの目玉に見つめられたら死ぬんだろうなと思った。

まるでもののけ姫のシシガミ様みたいに感じた。近付いてくるライオンは不気味に微笑み、皮膚が瞬間的に焦げ、骨が溶けるほど熱く、私は起きていることも目を開けることもできず、その場で倒れて近付いてきたライオンの顔の中に今いるんだと、息を止めた。

重力が何倍にも感じた。透明な火の中にいるように熱くて、早く息をしたかった。
徐々に熱さが引いた、目を薄くあけた、次の瞬間に沢山の倒れる子供たちの山の上に私もいた。私の顔の前には、沢山の子供たちの足があって、なんていうことか、と理解できず起き上がろうとしたけど全身に力が入らなかった。

そのまま倒れたまま、北の方に行って、初めて遠くから来るあの優しい女性を迎えにいって、夜ご飯を食べながら満点の星空を眺めて噴水の前でおしゃべりするはずだったのに、、とか会ったこともない優しく笑う女性の記憶がいくつも走馬灯のように頭の中を駆け巡っていた。

おわり

いつもありがとうございます(о´∀`о)💕これからもよろしくお願いします🌈✨🙏