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#素敵な日本語で言葉遊び 「その色で世界を唄う」 まとめ〜第一弾

12月23日から31日まで募集させていただいたこの企画。

参加してくださった皆様、本当にありがとうございます。
普段はなかなか馴染みのない短歌と、「色」という縛りがあった中で、とても素敵な世界を楽しむことができました。
世の中には本当にたくさんの色があって、私がご紹介したサイト以外でも、まだまだ知らなかった色がありました。

年始のこの時間、素敵な唄たちを、一緒に詠んでみませんか?

100少々あんどぅ〜さん。
灰色、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、桜色。
ピックアップが大変遅くなって本当にすみません。
まさかの一気に9色!
ですが雨上がりの空の移り変わる色と虹の色たちが、美しい空を見せてくれました。


百瀬七海。
黒紅。
闇の中にも色はある。辛い時ほど、その色を感じたい。


戸崎 佐耶佳さん。
桜色。
春はお別れの季節。その中で伝えたい想いを伝えられず、花びら散る桜を見ると、切なくなります。


戸崎 佐耶佳さん。
勿忘草色。
こちらも切ない恋心をうたった唄。
せめて、忘れないでいてと想う気持ちが、とても切なくて涙が出そうです。


あずきさん。
小豆色。
あずきさんが小豆色を選んだなんて、すごく素敵!と思いながら、読ませていただきました。
冷たい朝に、美味しいコーヒーと小倉トースト、好きな人と一緒なら、心温かな朝ですね。


よっしぃさん。
月白。
今にも溶け出してしまいそうな色。
移り変わる世の中、一緒に何かを感じていた心が、溶けるように見えなくなっていく。
でもきっと、一緒に何かを感じてたという心は、心の奥底にある気がします。


りょうさん。
白。
大切な人を偲んだ唄。
りょうさんのその想いが、伝わりますように。


優まさるさん。
緋色。
スカーレットの意味を初めて知りました。それ以来、タイトルを見るたびに、まさるさんのこの唄を思い出します。


幸野つみさん。
月白。
月とともに、大切なものを待ちわびる。
そんなつみさんの優しい想いつまった唄。
無事の出産報告、お待ちしております。


千羽はるさん。
萌黄、薄桜。
冬が去り、春が芽を出し始める。まだ早いんじゃない?と微睡ながら、それでも春が始まる風景が目に浮かびます。


りょうさん。
白。
雪が積もった冬空、その冷たい空気に負けない熱い関係が、心ほっこりします。


蝉緒さん。
紅。
蝉緒さんの解説まで読んで欲しい一首。
みんな同じ。この空の下にいるのは、ただの仲間です。


星 七菜子さん。
黒。
何も見えない暗闇の中でも、いないはずの最愛の人の香りを感じた気がして、探してしまう。切ないです。


幸村 柊さん。
勿忘草。
君を想ってうたった唄。だけど、「君」にはまだ何か足りない唄。
恋とはまだ呼べない。恋と呼べるようになった唄は、どんな色なのでしょうか。


だいすーけさん。
薄紅。
大切な人の頬を優しい色に染めたのは、お酒じゃない。一緒にいれる、たったひとりの大切な人の存在。


西谷 こまいさん。
パステルピンク。
二首、うたっていただきました。
ほんわり、ふんわり、素直になれる色。心を優しくしてくれるような、唄。
これから訪れる春と未来を、優しく信じる唄。


第一弾は、以上17の唄。
どれもいろいろな世界でした。
同じ色でも、違う世界を見せてくれる。

第二弾は、のちほど。


いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。