泡沫のように消えるまで

書いていて、淋しさを感じることがある。

普段、一応毎日何かしらの更新をしているので、最低でも一日一回はnoteを開く。
実際には一回しか開かないなんてことはなくて、休憩時間も開くし、書いていない時間に開くこともある。
それは、読みたいからだ。

だけど最近淋しさを感じるのは、以前のようにタイムラインが好きな人たちの新着で埋め尽くされないこと。
noteを始めたばかりのころは、仕事で何時間か開けなければ、あっという間にタイムラインが埋め尽くされる。
タイムラインが埋め尽くされてしまっていた時は、読めないことが悩みだったけれど、今は数時間後に開いても、タイムラインにあがってくる全体数がかなり減ってしまっている。
そしてどのnoteを見ても、全体的にスキの数も減ってきているように思うのは、気のせいなんかじゃない気がする。

かといって、まったく読まれていないわけかと言われたらそうでもなくて、全体的なビュー数とかは減っているわけじゃない。
スキはユーザー以外にも押せるとはいっても、実際にそれを押す人より、押さない人が多いのかもしれないし、そもそもビュー数は読まれた数ではないから、あくまでも参考程度だけれど、一定数読んでくださってる方がいるのもわかっている。

noteのタイムラインより、どちらかと言うとTwitterのタイムラインの方が苦手で、それこそ最近は読んでもなかなかシェアできていない。たまに他の方がシェアされているのを読みにいくことはあるけれど、あえてTwitterをチェックしなくても、noteのタイムラインでチェックしているので、最近はTwitterとは少しだけ距離を置いている感じだ。

書くペースは人それぞれだ。
私なんて毎日書いているとはいっても、誰かの記憶に残るような、シェアされるようなものはほとんど書けていない。
だから、更新頻度が少なくても、ぐっと心に残るものを書いてる人はすごいなと思うし、なんならそんな風に毎日更新している人は本当にすごいなって思う。

だけど私が毎日更新を続ける理由は、生きているからなのだ。
一日呼吸を止めたら、私はきっと消えてしまう。泡沫のように。

だから私は、消えないために今日も書く。

2021.3.8

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いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。