『恐怖の洗脳ファイル』~霊感商法の実態を暴く
■はじめに
この『夢求三昧マガジン』は、2022年前半版は、半年間に12本のノート記事を執筆したが、今回からは発行間隔・記事本数・価格を見直すことにした。
今回は2022年7~9月版として、1ヶ月に2回の記事執筆を目指し、3ヶ月間で最低6本を執筆することにしたい。
7月8日に安倍晋三銃撃事件が発生し、安倍元首相が奈良市内で銃撃され、亡くなった。
この事件で、自作の銃で殺害を実行した山上徹也容疑者の犯行動機が、母が統一教会の信者で多額の寄付によって破産して人生が狂わされたことによる恨みによるものとわかってきた。
それをきっかけに、メディアでは「カルト宗教」や「洗脳」というテーマが話題となっている。
そのため、そのようなことに関心をもつ人々が増えているということで、今回からその関連のテーマを選ぶことにした。
■『恐怖の洗脳ファイル』
私は7年前の2015年4月に出版されたムック『恐怖の洗脳ファイル』(ダイアプレス、絶版)の共同執筆者となった。
この「洗脳」をテーマとした本で、私は10本ほど記事を執筆した。
現在巷で、新興宗教団体などによる「マインドコントロール」が話題となっているため、タイムリーということで、今回から『恐怖の洗脳ファイル』で執筆した記事をもとに、何回か記事を書いてみることにする。
今回は、この本で執筆した「霊感商法の実態」と「悪徳開運商法の実態」の記事の内容を手直しして、紹介したい。
■霊感商法
「霊感商法」とは、霊能者や占い師などと自称し霊感があるかのように装って、相談者に先祖の因縁やたたりや悪いカルマがあるなどと言って、法外な値段の商品を売りつけたり、不当な額の金銭をだまし取る悪徳商法のことだ。
日本の霊感商法で最もよく知られているのは、今話題になっている「統一教会」(旧称:世界基督教統一神霊協会、現在の正式名称:世界平和統一家庭連合)によるものだ。
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