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加害者に対して好意を抱く被害者たち~DV夫も~ストックホルム症候群とは?

■はじめに

旧統一教会の問題が注目されて以来、このマガジンでは「洗脳」に関する話題を取り上げてきた。
今回も同様にその関連のことを書くが、いわゆるカルト教団などとは趣が異なるものの、洗脳の恐怖という意味ではこれ以上に怖いものは滅多に無いということを取り上げる。

「ストックホルム症候群」とは、精神医学用語の一つ。
誘拐や監禁などによって拘束された被害者が、加害者と時間や場所を共有することによって、しだいに加害者に好意や共感を持つようになり、更には信頼や結束の感情(愛情)まで抱くようになる現象のこと。

「そんなことってあるの?」と思われるだろうが、実は海外でも日本でも、非常に多く見られる事例なのだ。
ニュースネタになるような犯罪とまで行かない例でも、たとえば身近では、「DV夫から逃げられない妻」といったケースも非常に多い。

ここまで書けば、「あ、自分もそうかも…」と思う女性もいるかもしれない。

■「ストックホルム症候群」の名称の由来


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