母から返された貯金通帳

病気になってからの25年間、母が私の通帳を管理してきた。
第一級の障がい者だった私は月に9万円の障がい者年金を振り込まれていた。

先日、母に「自分の通帳を自分で管理したいから返して」と言ったら母の態度が一変した。

残高は数百円だった。

通帳を見ると、お金がまとまると勝手に引き落とされていた。

自分達が亡き後、不自由させまいとなど、つゆほど考えてはいなかった。

人の障がい者年金を、むしり取ることをしてきた。

母が私の通帳を返してきてから取った行動は、先ず家計を私一人別にすることだった。

同じ家族のはずなのに、何を買うにも別会計をし始めた。

家からあらゆる物を父の家に持って行ってしまった。
留守中に家探しをされ、電話で、
暖房器具は「ブックオフに売った」と言われた。

呆然とした。
独り立ちする障がい者の我が子から、すべて奪おうと、手ぬぐいやタオルの類まで持って行ってしまった。

クレジットカードが使えるのは、許されているわけではない。

母が解約したくても出来ないからだ。

「遺産があると思わないで」
とまで言われた。

言葉を失った。

障がい者年金目当ての親たち。

怖い。

今、ソフトバンクと母と私が交わした契約ひとつで生活が成り立っている。

母はどうにかしてその契約を反故にしようとdocomoに私を連れて行った。

危なかった。

ソフトバンク有難うございます。

貴方の会社が、私という弱者を、障がい者を支えている。

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