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0510 てのひら

本日の間食:春水堂の炸醤麺

毎日続けると言ったものの1ヶ月経たず飽きてしまい今に至る。
飽き性が出てる。
気ままに書こうと思う。

昔から、思うように事がいかないと、掌からボロボロとこぼれ落ちていくような錯覚を覚える。
何も掴めない。掴んだものが落ちていく。
ぼろぼろと、指の隙間から。
あくまで錯覚の話で、実際に落ちているわけではないのだが、最近その心地が頻繁に訪れるものだから、つい、手のひらを見てしまう。
ぼろぼろ、ぼろぼろ。
何も掴めない。
何も思うようにいかない。

手のひらといえば、GW中に出かけた先で、陶芸家の人に手相を見てもらった。
彼曰く、「手相がわかる」とのこと。何者だし。
私の手相は、大まかに言って「もう少し努力すればいいのに」「お金は困らないでしょ」「生命線延ばした方がいいよ!!延ばして!!」
どういうことだ。
特に生命線は危機的状況らしく、以降ずっと「生命線を延ばしなさい」と言い続けていた。

個人的には、早く死のうが長生きしようが興味がない。
強いていえば、40ぐらいに死にたい。
短く濃く生きたい。
そういうわけで生命線の延長の予定はない。

金に関しても、困っている感覚はないので、確かにそうだ。
普通に仕事をして、趣味が少しあって、実家暮らしで。
困る要素がないといえばそうなのだが。
ちなみに貯金も溜まっていない。散財癖があるもので。

個人的に気になったのは、最初の「もう少し努力をすれば」
これがずっと引っかかっている。
何かを成し遂げた経験がないからか、努力をすれば叶うという感覚がわからない。
全てなるようになる、気がする。
というより、努力をした後の見返りが保証されてないのが怖い。
多分、努力するのに向いていない人種。

がんばれ、とか、やればできる、とかも苦手。
なるようにしかならないのよ、と思ってしまう。
そうやって、逃げるのが癖になってしまっている。

「もう少し努力」したら、このボロボロ落ちるものを受け止め切る事ができるのだろうか。
そう思いながら、今日も掌をじっと見て、握ったり開いたりを繰り返すなどしている。

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