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Tableauアクセラレーターを使いたくなった話

 


はじめに

日々進化を続けるTableau。
機能やサービスも増える中で、その存在は知っていても、実は使っていなかったというものがちょこちょこあるなと感じています。

そのひとつ「Tableauアクセラレーター」について、
人から話を聞く中で、おーこれはもっと活用したい!
となった、個人的な嬉しいポイントを書きます。

Tableauアクセラレーターとは

Tableauアクセラレーターは、Tableauで用意された
ダッシュボートのテンプレートです。

テンプレート聞いて、私がイメージしていたのは
ダッシュボードを一から考えなくて済むようにしてくれるもの、というくらいでした。

そして、そんなイメージをもって、今までその存在こそ知っていたものの、実は使ったことがありませんでした。

必要があれば、Tableauギャラリーなんかを参考にしながら、自分で考えて作ればいいかなーって。

ただ、よくよくお話を伺う中で、単なる"テンプレート"ではないということが分かりました。

今更気づいた嬉しいポイント


Tableauアクセラレーターをもっと活用しようと思った、嬉しいポイントが2つあります。

1. 多様なユースケースが用意されていること

Tableauアクセラレーターでは、30近くのカテゴリのダッシュボードが用意されています。
エネルギー、金融、教育…etc.

非営利というカテゴリもあることが、Tableauらしく、またNPOにも関わる身としても嬉しかったです。

そして、各カテゴリの中でも、さらに様々なユースケースが用意されています。

例えば、調達というカテゴリの中には、旅費や航空費といった間接材の支出評価や、需要・供給分析があります。

想像を超える多様さ。

こういうの実際にやったなーというものもあれば、今後出てきそうだなというものもありました。

2. ダッシュボードのインプット情報も用意されていること


ダッシュボードというアウトプットだけでなく、

ダッシュボード構築にあたってのインプットになる情報、いわゆる業務要件も明記されています。

・そのダッシュボードから何ができるのか
・どんな問いに答えるものなのか
・どんなKPIを管理するものなのか
・どんなテーブルが必要になるのか

これは、Tableauギャラリーにはない、
Tableauアクセラレーターのユニークなところです。

そんな情報たちが、嬉しいポイント1の通り、めちゃくちゃ多様なユースケースに対して用意されています。

特に「問い」が書かれているあたりがTableauです。

「予算に対してどういう状況にあるか?月別では?年別では?」

というように、実際に現場からあがりそうな、聞き覚えのあるような言葉で書かれているのが嬉しい!

この粒度の情報って、成果物としても中々残らず、ナレッジとしても溜めにくい、一方で、ものすごーく大事なところだなと思っています。

さいごに

ビジネス経験もまだまだ浅いながら、クライアントワークで、さまざまなお客様のデータに向きあう身として、Tableauアクセラレーターは嬉しい存在だなと思います。

この子を相棒にすることで、データというか、お客様に向き合い、心を通わせるまでの初速をアクセラレートできそうです。

これからたくさんお世話になります。

おしまい。

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