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簡単&「おっ」と言ってもらえるTableau Tip
こんにちは、momoです。
ふと思い立ち
Tableau tipを書き残すことにしました。
とっても簡単なのに
見た人に「おっ」と言ってもらえる
その名も、"ひょっこり線"です。
勝手に名付けました。
Data Saber ord1のQ14で使ってみたので
こちらの例をお見せします。
Q14. 2013年で一番売上が低い月と2015年で一番売上が高い月だけの平均金額は、全月の平均金額よりも高いですか?
まずはオーダー年月ごとの棒グラフに
全月平均のリファランスラインを引きます。
「2013年で一番売上が低い月」
と「2015年で一番売上が高い月」
ということなので、この2つを選択してみます。
「おっ」
全月平均の後ろから、赤い線がひょっこりしました。
これは、選択した2か月の平均を表しています。
この子が"ひょっこり線"です。
これを見ると、全月平均<選択した2か月の平均
ということが一目で分かります。
やっていることはシンプルです。
ある一か所の設定が異なる
2本のリファランスラインを入れています。
ある一か所というのは
リファランスライン編集画面の下にある
"ハイライトまたは選択されたデータポイントの再計算された線を表示"です。
初期表示では、どちらも全月平均を出しており
線が完全に重なっているので、1本しか線が見えませんが
ビュー上のマークを選択すると
再計算の「チェックあり」のリファランスラインのみ
再計算される=値が変わり、ひょっこりと顔を出します。
因みに、リファランスラインは、後に入れた方が前面になるので
再計算されない固定の線を前面にするために
「チェックあり」→「チェックなし」の順に追加します。
~おまけ~
実際に現場で使用した例をご紹介します。
アセスメントデータの分析時に
2つの評価項目の結果相関をみる散布図に
このひょっこり線を用いました。
凡例で自分の所属組織を選択すると
ハイライトされた所属組織内の人の結果を
全体平均と所属組織の平均と同時に見ることができる
といった感じのビューです。
<イメージ >
何も選択していない時
事業所Aを選択した時
以上、今すぐ使えるTableau tipでした。
"ひょっこり線" ぜひ使ってみてください。
もし上記外の活用アイデアやご意見などあれば
教えて頂けたら嬉しいです。
おしまい。
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