【お仕事】真夜中のメンター 死を忘れるなかれ 【デザインメイキング】
実業之日本社さんより北川恵海さん著「真夜中のメンター 死を忘れるなかれ」のイラストとデザインを担当させていただきました。
【あらすじ】
すべての悩める人に贈る、人生応援ストーリー! ちょっと勇気がわく! 元気が出る!!
「どうも、こんにちは。あなたのメンター、アダムソンです! 」
大ベストセラー『ちょっと今から仕事やめてくる』著者最新作!!!
彼の肩書は「メンター」
その仕事は、話を聞くこと
昔、音楽喫茶だった場所に、
アダムソンの事務所兼自宅がある。
彼はカウンセラーでも精神科医でもなくメンター。
話を聞き、受け止め、時にアドバイスをする。
自殺志願少年、足を引っ張りたい女、
闇を抱えた刃物男など個性的な客の相談に、
助手のワタソンとともに解決に乗り出すが……。
『ちょっと今から仕事やめてくる』著者の感動作!
※Amazonより引用
【ラフ】
これは最初に考えたラフです(忘れるなかれが恐れるなかれになってる…)。主人公アダムソンが座っている安楽椅子と夜を軸に考えました。アダムソンの住んでいる家は元音楽喫茶なので赤茶色のレトロな椅子がイメージとして浮かびました。
【編集さんに提出したデザイン案】
Apple Booksで先行公開する3冊と書籍用のデザインが必要だったので、1つのデザインに付き4パターン考えました。上段の右上の段差はメメントモリ(主人公の部屋)へ上がる階段をイメージし全体としてグランドピアノの形になっています。中段はそのメメントモリへ繋がる扉、下段は主人公の声を波紋で表現しました。
【Apple Books用デザイン】
そしてApple Books用に採用されたのがこちらのデザイン。個人的に羊が採用されたのは意外でした!
【書籍用デザイン】
書籍用のデザインは実業之日本社さんのTwitter総選挙でBの羊に決まりました。羊よ、書籍カバーの主役にまでなるなんて! 最終的に書籍用はタイトルと著者名のサイズを変更しました。
【帯デザイン】
帯のデザインも描き文字、フォント、縦書き、横書き等のパターンを作りました。(右下が採用)
書店さん用POPも作成(画像は実業之日本社さんより)
北川さんはデビュー作「ちょっと今から仕事やめてくる」から何度もご依頼いただき嬉しく思います! 北川さんの物語はどの作品もとても読みやすく心にスッと入ってくるので読書が苦手な方にもおすすめです。私もアダムソンのお部屋にお邪魔してコーヒーを飲みながらお話を聞いてもらいたい…。
今回初めてメイキングの記事を書いてみました。このお仕事は4月から始まったもので画像を見ながら色々思い出すことができて楽しかったです。最後まで読んでいただきありがとうございます!
ご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは今後の創作に役立てます。