ツラツラ小説。 前に。

ツラツラ小説。 前に。


鮮やかに燃える街。
消えていく人々。

私たちは苦しくなる。きっとそれはこの国のため。逃げることも死ぬこともできない世界。平和を望むことも生きることも許されない。いつ終わるのだろう。

私は本を読み、そんな話を目にした。私はマスクをして、今の世界を見つめてみる。
僕が大好きな日本でいちばん面白いと思っていたコメディアンが亡くなり、誹謗中傷という火に覆われている世界。人々は明らかに焦燥に駆られている。

誰が未来にこんな世界を予想しただろうか。映画の中のような、つくり話でなければ納得したくない。

私は、平和が謳われている今に生きるただの若者。しかし、あの当時に存在していたとしたら。私はどうなっていただろう。

平和を望んでいただろうか。それとも狂信的な愛国者だろうか。自分から志願して戦っただろうか。私にはわからない。

おわり。

あとがき
次に書く戦争を題材にしたお話の参考のために練習で書いた小説です。しばらく資料を集めながらこんな感じで文章を書いていきます。生きていない時代を書くことへの恐怖は常にある。

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