見出し画像

自己開示

実はちょっと閉所恐怖症ぎみである。
気分が悪ければ読まないで。

どんなに早く並んで、座れる席をゲットしても、
どんどん満員になる乗り物が苦手。

怖くて、おおおります!と降りてしまうこともある。

空いてる車両を見つけるべく、混んできたらホームに降りてウロウロしてしまうこともあるし、待ってる電車の混み状況で、あっ前の方の車両空いてる!と見つけたらホームの後方から全力ダッシュ。

こう書くと、ちょっと迷惑かもしれないし、変な人に見えるかも。

でも、よく会う人や家族や会社の人に伝えたら、ほんのちょっと楽になった。

特別何かして欲しいとかはないけど、私は混雑が苦手なので、時間をずらして移動させてください、とか、このルートだと満員電車になりそうだから変えてもいい?とか。
そう言えるだけで、言っておくだけで、肩に入ってた余計な力が抜けるし、結果何事もなく済むことが多い。

観光に行くと少しだけ困る。
乗り物の本数が少なかったり、そもそも人が多いから。

夏に、観光地で発車間際に団体客(旅行会社のそれなので、50人くらい)が乗ってきて、私は座れる並び順だったのにパニックになってしまい、列から外れた。

旦那には、後から追いかけるから先に行って、と言ったら、座れるよ?と不思議そう、そして迷惑そうな顔をしながらついてきてくれたけど。

上の空気を吸ってくる、と1人で飲み物を探し、トイレとの往復。

次の電車には乗れたけど、迷惑をかけたことが悲しくて、電車に乗れないことが不甲斐なくて、泣いた。

泣きながら謝りながら座って電車に運ばれる。
目が合ったヒジャブをかぶってる前の席の親子が、ニコッてしてくれた。

電車を降りて、すっかりホッとしたのかケロッとして宿に着いた。
リュックを見たら、自販機で私が買っただろう冷たいペットボトルが開かずのまま5本も入っていた。

これはちょっとまずいなと思い、頓服をもらった。

以前、通勤電車で押しつぶされて、そのまま電車が止まってしまったことが、フラッシュバックしたのだと思う。
その前に、窓の開かないゴンドラにぎゅうぎゅうに乗って、目の前が霧で真っ白になって、不安になってしまい、初めてゴンドラ内の酸素ボンベを使った。

あれから、あんなにお守りのように冷たいペットボトルを何本も買い込むことはない。

なるべく空いてる電車に乗る、バスは時間によって要判断する、脱ぎ着しやすい服を着る、冷たい飲み物をもつ、窮屈な締め付ける服を着ない。

これで普段はなんとかなっている。

、、、

久しぶりの路線で、空いてる車両を目掛けて乗ったら、うっかり次の停車駅までとても長い急行に乗ってしまった。

気づいて降りたい!と思ったときには最後、ドアが閉まった。


このnoteを下書きしてやり過ごした。

集中できるものがあるといいのかも。

そして、これまで自己開示って、過去の辛い経験とかそういうのだと思ってたけど、そうじゃなくて。

今、自分が生活で少し苦手なこと・困ってることを話しておくだけでも楽になるんだ、っていうのが今年の1番大きな発見だったかも。

昔は、治さなきゃいけない・面倒だと思われるから隠さなくちゃいけない、って思ってたけど、逆だったのかも。

最近、前より人を頼れるようになった気がする。
そして、本当に申し訳ないけど実はこういう事情があって、って前もって伝えたら、まさかの!
言ってくれてありがとう、って言われたの。

たまたまその人がいい人だったのかもしれないけど、そこからなんかすごく楽になったんだよね。

電車やバスの中ほどから、降ります!って大声で出口に必死の形相で向かうのは確かに側から見たら迷惑だし、最初からドア口にいろよなんだけど、お年寄りや妊婦さんが目の前にいても席を譲れないときもあるんだけど、それは確かに迷惑で常識的ではない行為かもしれないけど、私にも外から分からない事情がある。
そして違う場所で同じように他の誰かにもそれぞれの事情があるの。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?