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不可能を可能にするどこでもドアを使って、巡礼の旅に出てみたくありませんか?

西国三十三所巡礼をしていた時、あるお寺の住職がこんなふうに言われた。

「巡礼は、多くの方が年齢を重ねてからでいいと思われがちだが、実際その時になると身体が思うように動かず行けないということがままある。

だから思い立ったら若いうちからどんどん巡礼して欲しい。」

実際、巡礼でまわるお寺は山の中にあったり、階段もたくさんあったり、若くても結構ハードなものだった。

苦労した分だけ功徳も大いに授かる気がするし、体験として豊かなものになると思うけれど。

特にいまのような状況もあって、ふと閃いたのがバーチャル巡礼。

三十三所のお寺にすべてバーチャルで行けたら、物理的に行くのが難しい人の助けになるのではないだろうか。

外国人にも受けると思うけどな〜。

もちろん正式に、お作法通りに写経したのを納めたりお経を唱えたりできるようにして。

せっかくのバーチャルだから、逆に普通に行ったらできないこと、そのお寺の説明をしっかり聞いたり、過去から現在の変化のビジュアルも見せてもらえたら嬉しいな。

特に西国三十三所は歴史が古いだけに、それぞれのお寺に豊かなバックグラウンドが育まれている。

バーチャルにしかできない演出を取り込んで、バーチャル修行体験とかも面白そうだ。

もともと瞑想がVRと相性がいいだけに、もっともっと進出してきてくれるといいな。

そういえば海外のVRアプリでは怪しいお寺風の空間とかあるから、本家本元が『これが本物だ!』というものを見せて欲しい。

お寺の中や日本庭園の空間ほど、瞑想にふさわしい場所はないのだから。


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