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できちゃう

学校には行けなくて

ご飯も自分で食べられない

寝ても起きても体はだるくて



お風呂も歯磨きも毎日できない

目は霞んでて耳は聞こえづらい

文字は読めないし会話もできない


人間関係はどんどん希薄になって


今でも思い出しただけで息がしづらくなるくらい辛くて仕方がなかった中高生の時の記憶



寛解、はしてないけど自分でコントロールできる日もここ2年くらいは多い
何事もなかった普通の毎日を過ごせている




見ないようにして忘れたふりをしているけれど確かにあの辛くて悲しかった毎日が消えることはない

少女のわたしを、わたしが消したらいけない




しにたいという感覚も全部はなくならない



今でもそう思う日はある、その感情は日に日に薄くなっているけれどね





でも、今苦しんでいる人に良くなるから大丈夫!とも言えない、真っ暗な毎日はわたしも知っているから







今が辛い誰かがいて、これをしている時だけはほんの僅かでも苦しみを忘れられるものがあるなら、どうか、どうかそれを大事にして欲しいとは言える










ここからが本題






わたしが死にたくてのたうち回っていた時に考えていたこと、今思ったらしにたいを加速させていただけだなと思いながら書き連ねます



余計なことなんて言ってはいけない
素直であるべき
朝が来ないで
みんながんばってる
楽しいこと考えてみんながんばってる




好きなことも嫌いなことも深くまで掘ってひとつずつ噛み砕いて、



丁寧に考えれば自分のことがわかってあげられるんじゃないかと思った




違った





自分のことさえわからないし愛してあげられなかった


自分の機嫌を自分で取るのは普通
しにたいと思ってはいけない
苦しいに苦しみたくない
わたしの心が自分の苦しいに敏感なだけ



みんながんばってるからわたしもがんばれる



今思えばこれがプラスになる訳ないのに、滑稽









最近はたまに、月に数回しかしにたいと思わない


しにたいと思わない毎日の気楽さ、たのしさ



5年も6年も毎日毎日しにたいに支配されて、言葉に出して、文字にして、泣いて泣いて泣いて



でも動けないからしねなかった、今も生きてる




今、しにたいとは思ってないけれど毎日泣きじゃくってたのにしなずにのうのうと生き延びている自分が恥ずかしいと思う



しねなかった自分に悔しいと思う




今すぐしにたいとは思わないけど、しねたらいいなとは思っている




やり遂げた人、やり遂げてしまった人はかっこいいとわたしは思ってしまう、



歪んだ価値観だとわかってる





でもわたしは弱いからきっとこれからも生きていってしまう



色んな人に甘えて抱っこにおんぶで生きていってしまう




たくさんの人に頭を撫でられて生きていく




過去の思ったことは薄れることはあってもわたしの中から消えない、





罪悪感も劣等感も後悔も










死への憧れはあるけれど、最近はしにたいと思っても

体が動くから本当にしねてしまうことにゾッとする









何回しにたいが復活しても、今のわたしには、あの時しななくてよかった、というわたしの思いがついてる、味方してくれる


どんなにつらくても、光がさすことをわたしは学んだ、学べた




もうわかったから




わたしはきっとこれからもしにたいと生きたいと共存し続ける




滑稽に生きていこうと思う、




自分でしぬことはできてしまうから。













ありがとう

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