言いたかった事、吐き出します


8/29祇園四条ボンズロザリーさんでの
大野さんトリオ、延期になりました。

大野さんの素晴らしいオリジナル曲などを演奏できるのをとても楽しみにしていたので
残念すぎるのですが、必ずや機会がいただけると思うのでそれまで爪を磨いておこうと思います。

今の状況は今までと違うトーンで、数日前から私もかつてないほど危機感募らせてます。

色々な立場がありながらも、世界中の誰もがこの一年半頑張ってきたのにまだ出口が見えず、色々なもののせいにしたくてその対象を探してしまう自分もいます。

飲食店やエンタメ(だけではないでしょう)は壊滅状態で更なるステイホームなんかむしろ死ぬよ、という立場もあれば
今、罹ってしまったら死ぬかもしれない。助けたくても助けて差し上げられないので各自対策を!とマスクで汗だくになりながら地獄絵図のような環境で日々治療に向かう医療従事者たちの叫び。
「経済壊滅で死ぬよ」の立場も「感染者を抑える事があなたとあなたの大事な人の命を救う」という立場もどちらも存在する状況は私たちの精神を蝕んでいってるように感じます。
ちなみに、私の夫は会社員なので家の収入が無くなったわけでも過酷な医療従事者の家族でもないので、良いご身分ねと言われたら何も言えません。だからといって何も言っちゃいけないのかと言うとそれは違うと思ったのでちょっと勇気を出して書いてみました。

政府が無能なせい、日本のありとあらゆるシステムのせい、有事に対応できない国のせい、怪しいワクチンに踊らされるな、自分の頭で考えろ、
みたいな情報を時々(いや、ウソつきました時々じゃないです)目にするのですが、
経済的肉体的にもギリギリな状況の上、世界はこんなにも分断されてしまったのかと絶望感に打ちひしがれていました。
分断からの、、まさにパラレルワールド。

でも、そうなってしまうくらいみんな途方に暮れてるんだなと思います。
何とかしたい立場の有能な人々ですらも。

ステイホームは子どもを持つ親としては、2歳、3歳くらいならお家でゆっくり過ごそうか、で乗り切れる方もいるだろうけど、
それが小学校高学年、中学生、高校生、大学生の子どもたちはそれぞれ3年間が人生の中でも凝縮された非常に大切な時間である事を考えると、制約ばかりのこの一年半は失われた一年半であり、宝物のような3年間のうちの半分!!
進学した意味も青春の意味も無くなったような気がして虚無感に苛まれるのも無理はないでしょう。
その時、大人はどうしてあげるべきなのか、、と考えたりもしてました。

大人自身も辛いけど、やはり子どもたちに希望を伝え続ける事が大事なのではと思うのです。そして世の中で本当に何が起きているのかを知る努力、分かりやすい受け取りやすい情報、知りたい情報、信じたい情報、信じてる人の言葉だけを取り入れるのではなく、
自分は何も知らない、本当にこれっぽっちも知らないのだと「無知の知」を常に自分に言い聞かせながら、世界を知ること。だって本当に知らないんですもん。私が知ったその事は物事の一面にしか過ぎないのです。世界は素晴らしいという事、そして忘れてはいけないのが愛と工夫とユーモア。将来、子どもたちが幸せに生きるも大人の背中次第じゃないかと。それが大人の責任じゃないかと思うのです。
難しいですけどね。何かを批判したくてネットで検索すると、代弁してくれるような記事があると脳が気持ち良くなる感覚、ありません?私はあります。そしてずっとその気持ち良さにズブズブと埋もれたくなる感覚。

このパンデミックで色々な事が加速しているけれど、ワクチン一つとっても異例の速度で世の中に出たものとして拒否感を持つことは自然な事だと思います。だからこそ調べに調べ抜き、どちらのリスクが高いのかを天秤にかけて選択するしか、このパンデミックを乗り越える事はできないと言われています。
(平時の時も私たちはそうやって生きてますよね。)
目玉が飛び出そうな信じられないデマから、科学っぽさをまとった緻密なデマ、子どもを持つ女性や妊娠する女性を不安にさせるデマ、誰かの仕業だという発想。
その情報を選択したとしても、結果的にみんな何もなくて幸せなら究極、何だって良いと思うんですけど
残念ながらどうやらそうでもなさそうです。

とある治療薬が使えないのは利権を守りたいためだ、などともありますが、それも安価で使用履歴のある治療薬に期待してる気持ちからの流れなのか、何なのか分かりませんが、使用に慎重な医師のSNSを見て思い出すのは私の会社員時代です。

自動車の開発に関わった元ポンコツエンジニアの端くれとして思うのは
自動車も人の命を預かる商品なので、安全性を裏付けるための試験や検証、そのための認証制度みたいなものがあり、気が遠くなるほどの膨大な作業を経て市場に出しています。
過去の事故や開発の不手際の失敗から反省を生かし、検証試験や法整備が更新されます。

治療薬もワクチンも同じようです。
昔のワクチンによる痛々しい事故の情報を今回のワクチンに当てはめたり、逆に検証の裏付けがない治療薬に期待しすぎるあまり、不信感が募ったりしているようですが、全ては自分の望むような結果を望んでいる私達の性が故なんでしょうね。
世に出たものに関しては現時点で出来る限りの最新の検証過程を経た結果です。
でも、それは100%安全だという事ではありません。完全なもの、完全に安全なものなんてこの世にありません。
そうやって科学が発展し、その恩恵と弊害を受けながら私たちは近代社会を生きているのです。

ここ数ヶ月モヤモヤしてた事を吐き出しました。こんな下手な文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

私は専門家じゃないので、ここで何の議論もしません。もし何かご意見があるなら、コメント欄ではなくそれぞれの媒体でご自身で発信していただけたら嬉しいです。
言いたいことを投稿してるだけのイチ一般人なもので、、🙇‍♂️

医療に関する参考情報元
こびナビ
https://covnavi.jp/category/faq_public/



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