雑文 #37
想像力を働かせてくれる余地のある作品が好きなのだ、と私は急に気づく。
逆を言えば、起承転結とっぴんしゃんと全てがすっきりわかってしまうものに魅力を感じない。
そうなるともうアートじゃない。私にとっては。
余白や余韻や謎や、それを考える余地を与えてくれるものでないと。つまらないもの。
https://m.youtube.com/watch?v=UZZCCFp2RWo
それでも大好きなものは「だいたいわかった気」になって、もし作ったご本人に私の解釈を言って聞いてみたとしたら、「そう?そりゃおもしろいね」みたいに煙に巻かれるんだろう。
男の気持ちを表した歌詞は私には共感はできなくて、でも「男の子の気持ちってそうなんだろうなぁ」って包み込むように許すのが好きなの。
それを書くのが志村正彦と小山田壮平。
https://m.youtube.com/watch?v=JPIqNAvUO9E
となると、やはり岸田くんは中性的なのかもしれない。
男性の歌詞にしては共感できすぎる。
私は女性の書いた歌詞は生々しくて聴いてられないから、ほとんど…いや全然聴かない。痛々しい気持ちになっちゃうから。
女性作家の本は読むのになー、不思議だな。
やはり音楽のほうが直情的なのかな。
そう言えば、映画も絵画も女性の作品はわりと苦手かも。
文章だけ違うんだよね。摩訶不思議。
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