雑文 #292 不安は風の中
風が強い。
このわけのわからない不安をどうしたらいいのだろう。
風がなくても不安だ。
仕事をしていても、誰かと一緒にいても、ふとした瞬間に大きな不安に襲われる。
具体的に何が不安なのかはわからないまま…
笑いたい、と思う他方で、ひとを笑わせたい、と思ったりする。
そんな冗談を言う自分に戻りたいと思う。
たまに私の言ったことで誰かが笑ってくれると、無性にホッとする。
こんだけボケーっとしてると、何かミスをしたり忘れたりすることを事前に不安になる。
何かを打ち込んだり書いたりするとき、間違えていないか、バカみたいに入念にチェックする。
不安はいつまで続くのだろう。
楽しいことを自然に見つけられていたとき、心底楽しめていたとき、それが当たり前だと思っていたけれど、いまとなってはそれは幸せなことだったと思う。
私はいま、楽しみを追求できない。
悲しみや侘しさが優先している。
そうは言っても、一瞬だけの歓びはある。
食べ物を食べた最初の一口だけがめちゃくちゃ美味しかったりとか、音楽の一節が妙に心に響いたりとか、猫をやけに愛おしくなったりとか、誰かが笑ってくれたりとか、したときに。
その歓びがもっと長く続いたらいいのに。すぐに消えてまた不安に支配されてしまう。
12月の浮き足立った感じは本当に苦手だ。不安になる。
変な事件も多かったり、風も強かったり。
あっという間に年が暮れて明けるのだろうから、いまはじっと身を守っているべきなのだろう。
穏やかにいたい。
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