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Momoの作品集

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気まぐれに書く短編と掌編をまとめます。
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記事一覧

掌編小説:キャンディ

 「〇〇新聞の記者をしています。少しお話いいかな」  公園の炊き出しに並ぶ、ごわごわの髪…

Momo
10日前
10

掌編小説:青春時代

 窓から日差しが差し込んで、床にガラス戸をかたどった日だまりができている。教室の天井に設…

Momo
2週間前
7

掌編小説:親愛なる私

 「3、2、1、さあ、お目覚めの時間よ」  パソコンの駆動音がだけが鳴る静かな研究室の中、…

Momo
2週間前
13

作品紹介:掌編小説5作品 #1 

 紹介する作品は以下の通りです。 愛嬌  実話です。その日でこの話を執筆しました。  土…

Momo
3週間前
4

掌編小説:狩られる

 視界が稲光の様に明滅する。  殴られた勢いで体を激しく地面に打ち付け、追い打ちをかける…

Momo
3週間前
6

掌編小説:不確かな境界線

 ----へそのないミイラ。始まりの人のミイラが存在する世界…。  私は食卓テーブルに腰を掛…

Momo
1か月前
7

掌編小説:Love Again

 夏の日差しが窓から入り、洗濯物を畳んでいる手元にかかる。  潔癖症の美香は、洗濯物を外に干さず乾燥まで回しているが、強い日差しを見ると『外に干した方が殺菌されるかも…いや、やっぱり乾燥かけた方が清潔だ』と手を動かしながら思い直した。  時計に目をやると18時、そろそろ翔が帰ってくる時間だ。 畳んだ洗濯物を抱え立ち上がると、クローゼットの中にあるチェストにしまい込んだ。  私達は今年で結婚10年目になる。  彼とは大学で出会い、音楽の趣味が合うことから意気投合して付き合い始

掌編小説:一人の僕

 小学校低学年ぐらいだろうか、男の子が図書館のトイレから出てくるとポケットをまさぐりなが…

Momo
1か月前
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掌編小説:愛嬌

 今日は土曜日だ。 微かに館内BGMが聞こえてくる図書館のバックヤードで、ページの外れた…

Momo
1年前
6