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20200516 よく見る悪夢を見た

昨日の朝の話です。

眠りが浅いからなのか何なのか、朝方によく見る悪夢がある。もはや現実そのままの姿でベッドの中におり、起きたいのに決して起きられず苦しむ夢。目が開かなかったり身体がとにかく重くて動かなかったり、夢の中で二度寝をしてまた目が覚めてそしてまた二度寝をして……を繰り返したり、とにかく起きたくても決して起きられない。

悪夢も悪夢、ものすごく苦しいし、怖い。遅刻をするかも!みたいな焦りは一切なく、ただいきものとして「起きられない・身体が動かない」ことへの恐怖がとても大きい。あー怖い。やだやだ。

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この『すきま』がとても厄介で、こいつを行き来して何度も何度も夢の層を往復する感じね。感覚的には『本当の眠り』にもすきまができたら実際の目覚めが発生するのだけれど、この瞬間がマジで「あっ助かった!!」っていう生々しい緊迫感を伴うので毎度毎度心臓に悪い。

実はこの夢、一回克服したのだ。「こんなに異常な“重さ”は現実ではない、これは夢だ」と自覚することで、夢の中で起きようとしない=苦しくない、最短距離で『本当の眠り』にすきまを開けることができるんじゃないか?と思いつき、実践したところマジですんなりと起きられたのだ。

何回かこうやって凌いだのだけれど、最近はこの手が効かない。ただその代わり謎に余裕ができて、「マジかよまたかよ!」と思うことができる。重さをそのまま「重いなぁ」と放置しておくこともできる。結果、すきまを往復し夢の層を何度も舐めることなく、(まぁ数回はやるんだけど)目を覚ますことができるようになった。

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でもって、もしも『カップ 7』のこの人がそういう状態だったら……と思うに至る。ここにあるカップはすべて夢の層で、ここから抜けたくとも抜けられない、覚醒したと思ってもまた別の夢に囚われて動けない姿だとしたら。

えっ怖っ!めっちゃ怖っ!

夢の中で場面転換を繰り返すことは多々あるものの、そこに『覚醒スイッチ』的なものが誤作動で信号を挟んだ場合、「目が覚めたはずなのにそこはまだ夢の中だった」という追い詰められた感覚が生まれる。

怖っ!!

このカードに込められた意味にそういうニュアンスはないと思うけれど、もしもの話でそういう場面だとしたら。占い的な意味でよく言われる「いつまでも妄想に浸っているんじゃないよ、そろそろ目を覚まして現実を手に取りな」なんていう台詞の向こうには、目覚めたくても目覚められない恐怖に怯え発狂寸前の誰か、がいるのかもしれないね……

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オチはないので、自家製ベーコンと鶏ハムの画像を貼っておきますね。

本日の業務的には、めっちゃコーディングしました。昔の自分が書いたコードをちまちま補修していくよりは、一旦リセットして書き直した方が速いこともあります。今回はそういうケースでした。築年数がかさむとどうしてもそういうことが出てくるわね……

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