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飲む点滴!【大同電鍋レシピ】麹の甘酒

友人が今週用事で近くに来るとのことで、彼女の大好きな甘酒をこしらえた。
酒粕の甘酒は簡単にできるけど、アルコールが含まれるのでドライバーには差し出すわけにはいかない。ちょっと時間はかかるけど、麹で作ってあげよう。
私は甘酒は特に好きでも嫌いでもない。酒粕のは体が温まるし、麹のは飲む点滴って言われているからもっと積極的に作ったほうがいいなとは思うんだけど、どちらも数か月に1度程度しか作らない。酒粕のほうは作ると臭いがけっこうするし。だから、甘酒が好きな人に渡すついでに、自分もちょこっと飲むという程度。
近年麹の甘酒はものすごく人気で、一時期売り切れるくらいだった。
作るのは時間がかかるから買った方が早いけど、作ってしまえば冷蔵庫でしばらく持つし冷凍もできるから、まとめて作って冷凍して必要な分だけ解凍するっていうのが良いよね。添加物が入ってないのも手作りの良さ。

電鍋で麹の甘酒を作る

今回使うのはどこにでも売られている手に入りやすい、伊勢惣の「みやここうじ」。
たまに違うメーカーも試すけど、みやここうじはコスパがいいので結局これ。塩麴作りもだいたいこれ。

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甘酒の作り方の流れは、おかゆを炊いてから麹を入れて55~60度で8〜10時間保温する。私は8時間。
おかゆを炊くのも保温するのも電鍋で出来る。
ただ、ときおり混ぜることと、温度チェックは忘れずに。

まずはおかゆを炊く

電鍋が得意なおかゆ。内釜で米1合を洗い、3の線まで水を入れる。外釜にはカップ2の水を入れて炊飯。美味しいおかゆのできあがり。

おかゆを冷まして麹を入れる

出来たおかゆを冷ます。麹は袋の上から手でほぐしておく。この作業は感触が楽しい。
みやここうじの袋の説明には60度まで冷ますと書いてあるが、私は60度より少し高めで麹を入れる。具体的には62~3度あたり。なぜかというと麹を入れて混ぜると一気に温度が下がるからだ。冷蔵庫から出したての麹だったらなおさら。

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55~60度になったら、蓋をする。
電鍋の設定は
「保温スイッチ→オン」「メインスイッチ→オフ!!!(重要)」

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(↑メインのスイッチ押したら加熱しちゃうからね)

手持ちの温度計で計ろう。内蓋+外蓋をすると熱が逃げにくい。内蓋を全部かぶせると温度が上がりやすいので、ほんの少しずらして置いたりしてチェックし、ちょうど良い温度だったら放置する。
2時間に一回くらい温度チェックをしつつ混ぜる。慣れるまで心配ならもう少しこまめに様子をみてみると良いと思う。

もし温度が55度より下がってしまったら、外釜にほんの少しの水を入れてメインスイッチを入れる。でも注意したいのが、メインスイッチを入れると一気に温度が上昇するので短時間に!目を見開いて温度計チェックするのが大事。結構びっくりするくらい温度上がるよ。(前それで慌てて内釜取り出したことが)

電鍋で保温すること8時間。
やわらかなつぶつぶと優しい甘さの飲む点滴の完成!😃

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友人から電話がかかってきたので早速甘酒できた旨を報告すると、喜びすぎてモンスターのような声が返ってきた。

この冒頭に「好きでも嫌いでもない」と書いてしまったが、書きながらやっぱり体にいいし毎日少しでも飲もうかな、という気持ちになってきた。


多めに作って保存しとくかな?

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