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2023年2月 私の日本製の旅【熊本編】 

もう1ヶ月半も前のこと。
2月から3月にかけて、ちょっと長いお休みを取得することになった。一度訪ねたいと思っていた鹿児島へいくことにし、その後は九州新幹線で実家の山口へ帰ろうと計画をした。
帰省途中、せっかくだから熊本にいる友人と会おうとなっていたのに、どうしても外せない用事が半日入ってしまったという。

熊本は初体験の地だったので、熊本城見学?と思ったけど、迷いなく「天明堂」さんへ行くことにした。日本製で紹介されている酒カステラの天明堂さん。
お取り寄せは何度かしたけど、美味しいからまた食べたい。そして実家へのお土産にもちょうどいい。
バスで行けば割と簡単に行けそう!ということで、いざ!

30分以上は乗っていたのかな。。。ローカル線に揺られるのは嫌いじゃないので、あちこちキョロキョロしていたら、あっという間に到着。

斜めからだけど(笑)、天明堂さんの正面


ここに来たんだね!
木製の看板をみて、「ここで撮影していたな」と私も外観を眺めて、写真を撮った。…中から見られてるわ、と思いながら、何枚も撮る。
外観と看板だけで楽しめる(笑)

「こんにちは」
私がいうよりもお店の方が先に声をかけてくださったので、やっぱりいつ入ってくるの?と思ってたかも(笑)ご挨拶をした後、たくさんのお菓子よりも食いついてしまったのが、春馬くんのコーナーでした。

入ってすぐ左手には春馬くんコーナー


背の高い棚にたくさんの春馬くん関連のものが。
愛だな、愛。すごいなあ。

ひとしきり眺めて満足したので、いよいよ酒カステラを購入!と思ったら。
・・・ない、ない、ない!!!酒カステラが全くないのだ。呆然としている私に気が付かれたお店の方に、「先ほど、春馬さんファンがいらして買い占めていかれて」

ガーン(TT)
仲間のはずなのに、なんか敵が現れた気がした(笑)
そんな悲しそうな私に、「近くの工場にはあるから、持ってきてもらうようにします。待てますか?」と、電話で確認くださった。
時間がすこしかかるということだったけど、「酒カステラのために来たので待ちます!」と即答。

他のお菓子を選んだり、奥の喫茶室を見せてもらったりして待たせていただいた。。。そこへ春馬くんがインタビューしていた天明堂のご主人(現在は会長)が戻られた。
「酒カステラをまってくれてるんですね。お茶でもいかがですか。お話しましょう。」と言っていただき、春馬くんとお話した喫茶室の、春馬くんが座ったという席で、お忙しいところ、色んな話をしてくださった。
なんだかとても緊張した。。。


喫茶室にも春馬くん♡


取材に来た時の話をしてくださった。
テレビで見つけたニュースからお店の取材に辿りついたらしいこと、
勉強をすごくした上での質問で、無駄がなかったこと、
実物は本当に本当にかっこよかったこと(笑)、

コロナ禍、
冠婚葬祭が禁止され、お菓子屋さんの出番がなくなってしまったので、ほんとに苦しかったこと、
そんな時に、「出来ることはないですか?」とSNS発信してくれたり、差し入れに使ってくれてとても助けられたこと、

そしてあの日以降は、
しばらく立ち直れなかったこと、
自分たちは助けてもらたのに、助けてあげられなかったのかと考えてたこと、
インタビューより前に「永遠の0」を見ていたと気が付いたこと、
聖地といって訪ねてきてくれる人が増えたこと、
そんな方たちの癒しになる場所を守っていくこと、

ただの一般の買い物客の私にお店やプライベートまで、メモすればよかったと後悔するほど、長い時間お話をさせていただいた。
そして、春馬さんと同じ場所で写真をとりましょうか!と、散々ながめたお店の看板前へ今度は自分が立つことに。
撮っていただいた写真をみたら、春馬くんと違いすぎていて恥ずかしかった。(当たり前です。)
写真は自粛(笑)

工場から酒カステラが届いたけど、お店を去るのはまだまだ名残惜しくて…
更にお店をウロウロさせていただきました。ゆっくりとお話でき、お店も堪能させていただいて、大満足。
最後は会長のお嬢様に接客していただいたけど、取材の時は、やはり誰が来るかは知らされてなかったようで・・・突然登場した春馬くんは、それはそれはピカピカだったと♡
・・・仕事になりませんな。

帰りはバスよりも電車がいいと教えて頂き、電車の都合いい時間までお店にいてくださいと有難いお言葉。芳名帳にぜひ!ということで名前を残させていただき、歩いて5分くらいの無人駅に向かった。

名残惜しい…


電車がちょっと遅れていたけれど、たくさんの酒カステラと一緒に、つまみ食い用?のお菓子も買ったので、駅のベンチで一人でお茶タイム。

春馬くんが天明堂さんを訪ねたのは7年前。
お店もかわった部分もあると思うし、新商品も増えてるだろう。会長さんは日本製の写真よりも歳を重ねられていたけれど、お顔からにじみでる優しい感じはそのまんまだった。
色々な変化に時間の流れを感じた一方で、ずっと変わらない春馬くんを想った。

「日本製を読まなかったら、ここまで来なかったなあ」と思いながら、素敵なことを教えてくれて、出会いをくれた春馬くんに感謝した。私の旅の楽しみを増やしてくれて、私の世界を広げてくれて、どうもありがとう。

今日は2023年4月5日 春馬くんの33歳の記念日。
お誕生日おめでとう🎊
残念なことに天外者は見にいけなかったけど、今日はみんながずっとあなたを想っていたよ。

実家でも大人気でした
酒カステラの傍にはこの説明書き


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