★入試問題のパターンを知ろう

③国語の入試問題パターンを知ろう。

多くの場合、先程の②で話しました7割にあたる読解部分は大きく分けて三つに分かれると思って良いでしょう。

一つは説明的文章と言われるもので論理性の理解を見るものです。論説文、説明文、の類です。文節の関わり、段落の関わりを理解し、論点を整理して結論との構造を把握するものです。

二つ目は文学的文章と言われるもので、小説や、随筆、など「人の心の内側」を読み取るものです。随筆は時には論理性をみる説明文的なものとして扱われることもあります。

これらは普段の生活の中での様々な人との関わりにも関係があり、なかなか言葉の知識だけでは処理できない部分もありますが、「人の心はどこに現れるのか?」というチェックポイントを抑えることによって、抑えどころを読み取れるようになります。文章嫌いの男の子などには不得意な人が多いです。

こうした心情把握にも実は一定の公式の様なものがあり、それを活用することで答えを楽に導くことができる様になります。

三つ目は韻文です。
詩や短歌、俳句、などといったもので、これらに関しては表現技法などの一定の予備知識も必要です。予備知識に沿った問題の出され方が多いので、ここでも知識を知っているか知らないかはポイントとなります。逆に予備知識しっかり持てば得点源とできる部分でもあります。


以上の、三つの柱の中で、一つ目と二つ目が大きな柱となります。

論理的読解、文学的心情理解、さて、どうでしょう。どちらが得意ですか?

どちらが得意でも、不得意でも、確立した読解方法があるのです。‼️

それを知っている熟練教師を探して欲しい‼️と①で申し上げたのです。

つまり、文種によって目の付け所、注意点が違いますから、読み始めからその注意点をチェックしながら読むことを学ぶのです。

それを知らないといつまでたっても効率の良い問題解きは出来ません。


残りの3割については、②の家庭トレーニングで書いた内容です。

漢字、語彙、同義語、対義語、慣用句、諺、などなど。
それに文法です。
文法にも強くなりましょう。

本屋さんで専門の文法書、参考書を一つ買いましょう。
わからない時にはこれを頼りにして調べましょう。

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