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役者と舞踊家 続き

猿之助さんの黒塚を拝見してほどなく花柳芳次郎さん(現在寿応を名乗っている)の黒塚を拝見する機会を得ました。
これまでのお話です👇

猿之助さんの黒塚を拝見したばかりでしたので、我らが分家はどのように表現するのか、少しは期待してお舞台を拝見いたしました。




なにも・・・ない🙄   


なにも感じない😞


心が動かない🥺




芳次郎さんの黒塚の岩手は何も訴えては来ませんでした😣


なんなのだぁ~?




役者は20日以上同じ演しものをお舞台で演じる。
でも舞踊家はたった1日のお舞台。
その違いなのだろうか・・・・・・?


いやぁ、違う!
男性舞踊家さん達の素踊りの勧進帳を見た時、感動したではないか。❗❗

あの時、弁慶の気持ちも義経の気持ちも私に訴えてきた。弁慶の汗が紋付きに落ちたことさえ感動したのだ。

ならばどうして🤔

男性の素踊り。紋付き袴です。勘九郎さんご兄弟のを、お借りしました。
女性の素踊り

ならばどうしてか?
私はその方の持っている人間性とか人格によるものではないかと思います。
何事にも性格は出ると思っていますから!



黒塚を拝見した時点では、そんなに芳次郎さんを嫌いとは思っていませんでした。
ただ踊りに関しては「う~ん、ちょっとなぁ」と思うこともありました。

それがあの騒動以来「やっぱりなぁ~」と思うようになりました。
この芳次郎さんは今は亡くなられていて、死者に鞭打つことになるかもしれませんが、言わせて下さい。


世にいう「花柳流お家騒動」です。
三代目家元寿輔がご存命の時、芳次郎さんは家元の後見人でした。
三代目は命ある時、やはり後見人であり叔父の花柳寿楽さん(基本に沿った美しい踊りで大好きでした)のお孫さんである貴彦さんを次期家元として指名してありました。
しかし残念ながら口約束で書面に残して置かなかった。


口約束なのをいいことに、三代目の葬儀の際に芳次郎さんは「家元は私が務める」と公言しました。そして貴彦さんこそ後継者と推す高弟は貴彦さんもろとも除籍し、いろんなものを商標登録して手中に収めてしまいました。
その後裁判で、貴彦さんの除籍は解除となりましたが家元の件はそのまま芳次郎さんの継続となりました。


三代目はこれからの「花柳は量より質」とおっしゃって専門部の試験は厳しく、一回の受験では受からないと私の師匠は言っていました。ところが元々がお金に貪欲だったのでしょうね!
芳次郎さんの試験のボーダーラインは低いと有名でした。
受験に自信のない人、ある時期までにどうしても専門部にパスしたい方は関西まで行って受験していました。

試験の内容も三代目の時は普通部と専門部だけでしたが芳次郎さんが四代目になってから、普通部に上、下ができました。これで受験料諸々がプラスになります。

しかも、花柳流は流費はなかったのに四代目は流費年6000円の徴収を始め、2年滞納すると除籍です。
私は勿論・・・除籍😆


この四代目は花柳流との血縁関係はないということなのに、何で後見人にしたんだろう🤔

なんとデヴィ夫人も「花柳流の皆様、しっかりなさませ❗」とお怒りです。

だけどねぇ、御身大事、触らぬ神にという方もいらっしゃるでしょうが、お子さんが花柳の名取で活動しているお師匠さんは、子どもへの影響を恐れて表だった行動はできなかったのだろうと思いました。


一人いました!大っぴらに意見していたお師匠さん。

寛は芳次郎さんの本名です。

千代先生です。
もう亡くなりましたけどね。
千代先生はお子さんもいないし、結婚歴もありません。悪くいえば気まま、言いたい放題。
一回だけ千代先生の教えを受けたことが在ります。
目の前にその曲の風景が広がるのです。

凄い、凄いなぁ~💓💓💓

もうそれしかありませんでした。

今の家元は四代目が亡くなり、孫の創右さんが五代目になっています。


私なら祖父に五代目って言われたらどうするかな~?って考えました。事の成り行きは最初から分かっていることだし、そのまま言われるがままに五代目を継ぐのは恥ずかしい🙄だけど富と名誉は手に入る😁❤️

なぁ~んてね、身に降りかかってこないことを一所懸命考えました😅

それでね、打開策🐣
今の五代目はまだまだ若い(踊りも硬いよ)、だから五代目は貴彦さんに譲って、創右君は六代目の約束を貴彦さんからもらう☀️

ねっ、ねっ、これいいでしょ❤️

でも、あの人の孫だものなぁ~
💰️💰️👛かき集めたい
🎖️・・・欲しい


( ̄▽ ̄;)ぁ、やっぱり花柳はもう未来がないかな~?


なんだかこの回はすっかり私の愚痴になってしまったようです😅
誠に申し訳ございません🙇


最後に何を思ったか?

ね、皆様。
清く、潔く、愛を持ってまっすぐ生きよう💕😸💪



もう9月です。早いですねぇ☺️
いつも感謝しております。
有り難うございます。






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