#6 いきなり体外受精

1月からクリニックに行き始めて、一回タイミング法を試みたものの陰性、その後すぐに体外受精にステップアップすることとなった。
多嚢胞性卵巣症候群気味ではあるものの刺激をすれば排卵するしタイミング法を何回か試したり、人工授精を試す選択肢もあったし、一般的にはそんなふうに段階を踏んでいくのだと思う。

でも、私はタイミング法のための自己注射などの体への負担が想像以上で心が折れてしまった…。

自分が自分でなくなるぐらい心も体もコントロールできなくなるのに妊娠の確率は高いとはいえない、タイミング法を繰り返すのは無理。
タイミング法とはいえ自己注射等必要なのでそれなりにお金もかかるのに、割に合わないと思ったので、タイミング法の判定日の診察で体外受精にステップアップします、と先生に伝えた。

私のクリニックの先生は患者の選択を尊重してくれる(選択を患者に委ねているとも言えるかも)ので、風しんのワクチン接種後のインターバルをあけた7月から体外受精のための採卵周期に入ることとなった。
夫の仕事のスケジュールなど考慮して7月末採卵が決定。 

先生からもOHSSを予言されていたので(笑)
会社にもこのタイミングで不妊治療をしていることを伝え、中抜けなどあることを説明した。
幸い理解ある職場のため、スケジュール調整の心配をすることなく治療が続けられており、ありがたい。

こうして色々整えて7月上旬から自己注射の日々…。前回OHSS気味との判定だったため、病院での注射は最初だけで、あとは自己注射のみ。
前回はゴルナーエフだったが、今周期はレコベルに変わった。
これは供給の都合でとのこと。
特に扱いに差はなく、(悲しいけど)どんどん慣れてスムーズに打てた。
心の準備をしていたからなのか?採卵前にはそこまで心身の不調を感じることなく採卵を迎えることとなった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?