ようやく熱帯夜から解放され、窓から涼しい風が入ってくる季節になりましたね。 こんな夜には、Keith Jarret "The Melody at Night, with You"はいかがでしょう。 ジャズピアノの音色は、シンプルが故に一音一音心を込めて奏でられていて、温かくて切なくて、鼻の奥がツンとするような…目を閉じて、美味しいお酒を舌の上で転がすように、じっくりと味わいたい1枚です。 解説によれば、このアルバムは1996年にジャズ界の巨匠キースが「慢性疲労症候群」と診