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憧れ〜のKINGゲット!こんなにお安くていいのぉ?

前に、「ラッパの持ち腐れ」というタイトルを書いたけれど、点呼ラッパも含めてすでに10本のラッパを持ってしまっている。なのにまた、11本目のトランペットを入手してしまいました。憧れのキング製。

キングKINGというのは、元々トロンボーンで有名なアメリカの楽器メーカーなんだけど、トランペットもいい楽器を作ってたらしい。今はもう製造していないのだが。1960年頃から、多くの金管楽器を作り、他社を買収したりされたりしながら名機を世に送り出してきた。

私は元々同じアメリカ製のBachのトランペットを持っていたが、1年前に運10年ぶりのラッパリベンジを機会に、他の楽器が欲しくなって主にはネットオークションでヤマハのコルネットやヒュッテルとベッソンのトランペット、ついにはBENGEというビンテージを手に入れて、もうこれで満足した!と思っていたのだけれど、やっぱりキングへの未練がタラタラで。

再々ネットオークションを眺めていて、いいのがあったらお気に入りボタンを押して待機。キングは希少なのか出品数は少ないし、あっても人気だからかすぐに値が上がってしまう。多くは十万前後、低いランクでも3万以上。ビンボな私には手が出ません。

ところが今回、いつもは見てない転売サイトで発見!601というNoがついたスチューデントモデル=入門レベルのキングだけれど、それでもキングには変わりない。腐っても鯛ってやつ。ベルのところに王冠=キングの刻印がある。写真を見ると、結構ラッカーが剥がれていて、錆も出てる感じ。うーん。調べると同じ楽器が、正規の楽器店にもあった。見た目は綺麗だが、値段は倍以上。どーしよ。と悩んでいたら、最初に見つけた転売サイトの方が、なかなか売れなくて困ってるみたいで、値下げ!しばらくするとまた値下げ!多分、写真が正直すぎて、ハゲハゲ錆さびが原因なんだろうと思う。

これは買いだな、と感じたので、すぐにポチりました。お値段は○×,△◆□円(ヒミツ)、とにかく思いの外お買い得!いい買い物でした。
翌々日、入荷。ワクワクしながら開封。傷みの少ないケースを開けると、おお、思いのほか美人さん!写真通りにラッカー剥げと錆はあるけど、まったく気にならないし、磨けばいい!試し拭きをしてみると、これもまたいい感じ。ピストンもとても軽く、ラッパらしい音が出た。

楽器を持ってすぐに風呂場に直行。バラして水を通して、重曹水につけおき洗い。管にブラシを通して丸洗い。ざっと水分を拭き取って、スライドグリス、バルブオイルを塗り塗り。その流れで赤錆赤錆部分も、錆落としクリームとティッシュで拭き拭き。キレイになった!ピッカピカ!手持ちの楽器からハンドカバーを付け替えて、早速練習に持ち出したのでした。

磨いたらピッカピカ
ハンドカバーは注文中。ヒュッテル君から拝借。

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