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こんな身体で音楽ができるのかっ?

耳下腺腫瘍手術から17日目の今日は、アマチュアフルバンドの練習日。Bb以下のオクターブ半しか音が出ない身体で、演奏に参加できるだろうか?しかも二週間後には本番(地元の夏祭りイベントだけど)が控えている。

多分、本番までに再生はできないだろう。本番棄権するならバンドに迷惑がかかるし、かと言って役にも立たないラッパ吹きはもっと迷惑をかけてしまう。散々迷った挙句、とにかく練習には参加してみようと思った。できる範囲で譜面に対応し、出せないノートはオクターブ下げてでも吹く。アドリブパートも出せる音域だけで対応する。そんなやり方でみんなに許してもらえるかわからないが、成立するかだけでも試してみよう。

ということで練習場へ赴いた。
結果。もちろん、出せなくなった音域が満載な譜面の再現という観点ではボロボロと言わざるを得なかった。が、自分の音域で勝負できるアドリブパートはなんとなくカタチにはできた。うーん。二週間後のイベントは、この方針で対応できる、いやそうするしかなさそうだ。いや、二週間もあれば、回復できるかもしれないという微かな希望も捨てないでおかなくてはね。

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