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ラッパ吹きって何人いるのかな?

去年、Dolce楽器の田中洋一アドリブ講座が開かれた時、最初は数人の数人の合同レッスンという企画でした。参加してみると、アマチュアトランペッターがずらり20数人。サックスやトロンボーンの人まで集まっていました。
ちょいと声を掛ければ大阪だけでもすぐにこれくらいはトランペット吹きが集まるのだなと、少し驚きました。いったいこの世にはラッパ吹きが何人くらいいるのかな?とも思いました。

2023年、67回目を迎えるという全日本吹奏楽コンクール。私もかつて中学時代に参戦し、全国大会にも挑みました。現在、その参加数は、中学校、高等学校、大学、職場・一般の4つの部門で10000団体以上だそう。

ということは、全国に少なくとも10000以上の吹奏楽団が存在するわけで、その中には多い少ないはあろうけれども平均4人程度のトランペット吹きがいるわけで。職場や一般は別として、学生の場合は、毎年そのラッパ吹きが入れ替わっていくわけ。少なく見積もって、毎年2名のトランペット吹きが入団するとすれば、全国に毎年20000人ほどのトランペット新人が加わっていると概算できるね。

毎年20000人のラッパ吹きが生まれ、もちろん卒業と同時に、あるいは途中で断念する人もいるかもしれないけど、そう言う人たちを多く見積もって半分としても、約1万人程度のトランペット吹きが生き残っているわけだよね。

通りで楽器屋さんからトランペットがなくならないわけだ。
とは言え、世に知られているトランペッター(プロ)は一握り。もちろん、プロの中には名前の知られていない方も大勢いらっしゃいます。逆にアマチュアなのに、界隈では名の知られているトランペッターも稀に。

話は戻して、毎年1万人近くのトランペッターが生まれて、コンクール67年の歴史を足がかりにすれば、本当に概算でこれまでに67万人のトランペット吹きがいるという計算。

国内1億3千万人中の67万人とは、国民の0.5%に過ぎないけど、この辺でトランペット吹き集まれ〜って言えば(私がじゃなくて、大先生とかが)軽く40〜50人くらいは集まってきそう。人口比率では少数派だけど、トランペットという共通点で繋がってる。

そんな中に、半世紀ぶりに返り咲けた私は、結構いま、幸福感にあふれているのです。
トランペット吹きのみなさんはどうですか?

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