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モノづくりの現場で見たおにぎり少年の未来。

お煎餅で例えるならばポタポタ焼き

スカイツリーの近くにある、下町の雰囲気が随所に漂う会社さん。エースではベルトやマーカーなど小物も作るのでその打ち合わせに来た。

初めて行った場所なのに、何度も足を運んだことがあるような温もりのある会社さん。おせんべいで例えるならばポタポタ焼き。もしくは寝る前に飲むホットミルクみたいな。

物腰が柔らかく、得体の知れないわたしたちに対しても丁寧に真摯に向き合ってくれる。併設されている作業現場まで案内してもらって、それだけで有頂天気分だ。

おそらく家族経営されている会社で、事務所の中で中学生の少年がおにぎりを頬張ってた。圧倒的な平成の空気。「なんだこれ、最高だ」と思った。むしろ平成超えて昭和だった。昭和は知らないけど。


「こーーれはいいものができる!」

たった1時間のMTGだったが、やりたいことは溢れ出して止まらない。当たり前だが、ここでお願いするもの全てが“made in japan“。モノづくりの現場を自分の目で見て、信頼できる人に仕事をお願いする。興奮するなと言う方が難しい。


私は今までIT業界にいたので、まったく別畑からやってきた私。何もかもデジタル、オンラインで済まされてきた私は温かみに弱く、全てが新鮮で、興奮に拍車がかった。


モノづくりの日本

東京の下町にある工場。メイドインジャパン、ジャパンクオリティ。ホスピタリティの精神。本当に余計なお世話だが、「このままで大丈夫だろうか?」と勝手に心配してしまった。ご存知の通り、今の時代、中国やベトナムに工場を持つ会社さんは多いからだ。

私たちがいいプロダクトを作る。
皆さんに届け、満足してもらう。

そうするともっと日本にある
古き良き会社さんにもっと仕事を依頼できるようになる。
素晴らしい技術を、日本の丁寧な仕事を守ることができる。
そんな連鎖を作り出したいと強く思った。

私は海外旅行が好きだが、一方で、旅行に行くと日本という国の素晴らしさを痛感する。実家を出て初めて親の有り難みがわかるように、距離を置かないと本当の意味での有り難さには気づけないのだ。

自分の目で見て、改めて、日本の良さを痛感した。


しみじみと、幸せを感じ、
頑張りたいなと思った帰り道。

「私たちが頑張ればこの会社の人たちに仕事を渡せる」
「日本の良さを残す」


小娘が言うにはあまりに野望な気もするが言うのはタダ。
私はおにぎり少年の未来を背負いたい。

それにしてもこんな素敵な会社を見つけてくる姉には一生敵わない。姉の最大の強みは“素晴らしい人を引き寄せる力”だとつくづく想う。

あー嫉妬しちゃうな。いいな、羨ましいなあ。


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