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「オンライン断念」を断念しました(笑)

先日、noteで、無料塾のオンライン指導は今は断念すると書いたばかりなんですが……
先週末からスタートしました(笑)。

だって……もうやるしかないじゃないですか。。。外出するリスクがこんなに高まった今は、うまくやれるかどうかわからないけどやれることはやるしかない!そして、やりながら調整していくしかありません。

家庭によってIT環境や住居環境、教育への意識など、さまざまな壁があったりもするんですが、生徒一人一人に合わせてやり方を工夫していくしかありません。
基本は、LINEビデオ通話やSkype、zoomなどを使ったリアルタイム指導。できない場合は、親御さんの携帯メールを介したやりとり。1人のスタッフが1〜2人を担当する形にしています。
この、個別担当制がスタッフたちに相当な負担になるのではと心配もしているのですが……。今のところ、熱いメンバーたちがたくさんいて、担当スタッフのバックアップ要員も確保できていきそうです。本当にありがたい!

生徒全員のカリキュラムはすべて私が順次作っていき、指導スケジュールも把握。オンライン通話は必ず私を仲間に入れておいてもらい、いつでも覗きに行ける状態にしてあります。
スタッフと生徒間のメッセージやりとりもすべて私が中に入ります。
というわけで、スマホの通知が鳴り止まない時間がちょこちょこ出てきそうです(笑)。

正直、めちゃめちゃ時間割かれます。仕事の時間がかなり圧迫されております。
もし、他の無料塾代表さんが同じようなやり方でやろうとする場合は、覚悟が必要です。時間ごりごり削って作り出しましょう。でも感覚として塾も私にとっては仕事だし、このやり方しかフィットしないと思うので……やるしかないです。
そして、「断念」なんて書いたけど、やればできるんじゃない?と動き始めてからはみるみる自信も出てきました。仲間さえいれば、何とか動く!どうせやるならとことんまでやってやろうと思います。みんな道連れです(笑)。

やってみて気付いたことの中で、重要度の高そうなことはいくつかあります。

■子どもは、初めて使うスマホやアプリでも、かなり早く慣れる。あと抵抗感があまりない。すごい!

■親御さんの協力度によって、学習を始める準備までの効率は全然ちがう。
同じ日にアナウンスをして、ばっちり環境を整えてくださった家庭はかなりスムーズに指導できています。が、音沙汰なしの家庭は、生徒にアクセスができずずっと放置状態です。そして、そういう家庭の生徒の学力は、やはり低めの傾向にあります(1〜2年くらい遅れています)。

■親御さんの協力というのは、IT環境を整えるということにこだわりません。
「今日、指導の日だよね」とか「LINEの連絡にちゃんと返事するんだよ」とか「今日勉強したとこ見せて。すごいねー、頑張ったね」とか、日常的に教育を意識して声をかけてくださるか、がキーポイントです。この差がかなり大きいです。自分のスマホもPCもWi-Fiもなくても、これができてる家庭は親御さんのメールを使わせてもらいながらスムーズに学習指導が進みます。

上記はもう、確実にそうなんですが、さまざまな事情があり、親御さんが教育に関して機能できないことがあるのもわかります。しかたないです。
本当にそういう子には、直接対面で人と関われるリアルな場所の重要性を改めて感じています。親以外の大人がどう関われるかが、その子の未来に影響していくと思います。ただ、その影響力は微々たるものだとも思います。だからこそ、思いを持って懸命に関わり続けることが必要だとも……。
でも、この状況で何ができるでしょう。本当に悩ましいです。でも、あの手この手でアクセスを続けていくしかありません。

今、ここで、環境による学力格差を開かせるわけにはいきません。
何のために無料塾やってるんだって話になりますからね。だから、全力を尽くしていきたいと思います。

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