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ストリッパーズのオフィス

2005年4月の設立から現在まで、スタッフの増加や働き方の変化に合わせてストリッパーズは6軒のオフィスを転々としています。「犬を連れて行きたい」「万が一徹夜になった時にお風呂がほしい」「自然が恋しい」「社長が自転車で通える」など特殊な要望が多かったため、全てのオフィスが三茶駒沢近辺の住居兼事務所可の物件でした。

2005-2006 三軒茶屋の集合住宅

ストリッパーズの記念すべき最初のオフィスは三軒茶屋の茶沢通り近くの集合住宅のメゾネットの1LDKでした。
家具工房を経営するオーナーが内装などを手がけたとてもおしゃれな建物です。

パリのアパルトマンのようなおしゃれな建物。パリのアパルトマン行ったことないけど。

デスクや椅子などは、それぞれが用意しました。
社長はスチール製のビンテージの机、私は中学校の頃から使っている古い木の机です。椅子はアスクルで買った安いオフィスチェアでした。
大塚君は椅子はアーロンチェアで立派…なのですが、机は間に合わずしばらくダンボールを使っていました。腰が痛かったそうです。

(左)社長のデスク (中)私のデスク (右)大塚君のデスク

おしゃれなオフィスはあっという間に生活感溢れ…というか、散らかりました。
メゾネットの下の階は、打ち合わせ用ソファを買うまでは犬専用スペースになっていました。

(左)おしゃれな建物内とは思えない仕事場 (右)1階は犬用スペースに

そして、秋になると共用部はオーナーの趣味の菊で埋め尽くされました。
品評会に出るような立派な菊が並ぶ姿は壮観でした。が、おしゃれな建物に似合っていたかどうかは不明です。

大家が栽培していた立派な菊

三軒茶屋オフィスは周りにたくさん飲食店もあり、疲れた時は近所に銭湯もあり、体を動かしたかったら近くにジムやバレエ教室もあり…と、便利で良い場所だったのですが、一年足らずで出て行くことになりました。

理由は「暖房が壊れたのに管理会社さんがなかなか直してくれなかったから」。

屋内なのに寒いのでコートを着込んで仕事。スタッフたちは次々と風邪を引きました。


2006-2012 東が丘のテラスハウス

ストリッパーズ2番目のオフィスは駒沢公園近くの三階建のテラスハウスでした。
1Fに大きなリビングダイニングとメインのキッチン、2Fに4部屋くらい、3Fに小さなキッチンと大きなリビングダイニングのある家でした。

天井が高い1Fリビング。ガラスブロックで明るい階段室。

1Fがメインのワークスペースとなり、3Fリビングは主に会議やみんな揃っての夜ご飯で使用していました。(当時、交代で夜ご飯を作る当番がありました。)
3Fではたまに撮影や、スタッフの誕生日会、社外の知り合いを呼んで忘年会なども行なっていました。

3Fリビングは自然光で撮影も。
誕生日会では寿司職人を呼ぶことも。

2Fは細かい部屋がたくさんありました。一部屋はシステムチームが使い、そのほかは写真スタジオ、音楽スタジオ、休憩用の和室がありました。

ちょっとしたブツ撮りや人物撮影ができるスタジオは、犬のオフ会でも活躍。

社長がバンドやりたい、とのことで社内でバンド活動もしていました。

和室はスタッフが子供を連れて出勤できるよう、ベビーシッターさんを呼んで託児所として使用した時期もありました。

休憩所や託児所として大活躍の和室。

東が丘のオフィスは駒沢公園の桜並木にとても近かったので、社外の人も交えたお花見も行なっていました。
忘年会をしたり、花見をしたり、このオフィスのおかげでこの時期のストリッパーズはだいぶ社交的でした。

花見の日はスタッフが交代で場所取りをしていました。


2012-2016 上馬のテラスハウス

東が丘のオフィスは総面積はそこそこ広いのですが、細かい部屋が多くオフィスとして少し使いづらいため、15人くらいが使える大きめの部屋と、4、5人の小さなチームが使える部屋が2、3個ある上馬のテラスハウスに引っ越すことになりました。

三軒横並びのテラスハウス。庭は繋がっていました。
引っ越した当初はスタッフ全員1Fの30畳くらいのリビングに収まっていました。


この物件も広くて大きなキッチンがあり、キッチン横には小さなカウンターもあったのでお昼をそこで食べるスタッフもいました。
2Fはミーティングスペース用の大きめの洋室や写真スタジオ用の洋室、スタッフが増えてきた時に4人程のチームが使用できる洋室がいくつかありました。

独身者が多かった頃は、週に一回家政婦さんが夜ご飯の準備をしてくれました。

庭ではバーベキューなども行いました。ビニールプールを持ってきてスタッフの子供達を遊ばせたりもしました。
スタッフの犬たちは、隣の家の犬たちと交流していました。

隣に住む大家さんがマメに手入れした綺麗な庭。

お隣の柴犬たちはやんちゃでにぎやかでした。


2016-2018 下北沢の一軒家

2015年ごろから関わっている「逆転オセロニア」制作でスタッフが増えたので、さらに広いオフィスに移転することになりました。
都内でかなり広い物件となると、ものすごい金持ちの豪邸くらいしかないので物件探しの内見はとても楽しかったです。最終的に決定した物件はジャグジーやサウナやワインセラー、お城みたいなカーテンなど無駄に豪華な一軒家でした。

講堂の緞帳みたいなカーテンが各部屋に。
立派なキッチン、開閉式の屋根のあるジャグジー、サウナ。

500平米超えのこの物件、1Fリビング二つと2Fの寝室などをワークスペースとして使い、大きめのミーティングルームなどを作っても、余裕がありました。
地下はジャグジーと和室、広い洗面所とシャワールーム、サウナがありましたが、誰も使いませんでした。

1Fに20席、2Fに12席つくっても余裕の広さ。

庭はあまり広くありませんでしたが、モッコウバラやアジサイなどの花々を楽しめました。が、基本的に誰も外に出ないので気がつくと廃墟の様に荒れていました。

春は花盛りですが、気をぬくと荒れ放題の庭。


2018-2020 駒沢の一軒家

下北沢のオフィスは快適で場所も便利でしたが、広すぎて無駄が多いため2018年の春にもう少しコンパクトで家賃も控えめなオフィスに移転することにしました。
駒沢公園近くの、建築家が自分の家として建てた建物です。

天窓や暖炉などオシャレな要素のある建物でしたが、
天窓は暑くなるから簾でカバー、暖炉は一度も使わず。

しかし、移転から2年ほどの2020年春、スタッフが誰も出社しない状況に。
新型肺炎の流行で全スタッフ、フルリモートワーク体制となったのです。

下北沢の物件よりは小ぶりとはいえ、誰も通わないのに30人近くのスタッフが入る規模の物件の家賃を払い続けるのはもったいないので、更新のタイミングで広さも家賃も三分の一程度の物件に移転することにしました。

全員ノートパソコン使用だったので、すぐに全員フルリモート勤務に移行できました。


2020- 野沢のテラスハウス

スタッフ全員フルリモート勤務となったのを機に移転した先は、駒沢大学駅近くの静かな住宅地のテラスハウスの一室です。

三階建のテラスハウス。屋根付き駐車場もあり便利です。

2Fが10席ほどデスクが並ぶオフィススペース、3Fにはミーティングスペースや倉庫があります。

ワークスペースはフリーアドレスで、その日の気分で働く席を選べます。

ウィルス流行の状況次第で、気分転換やミーティングなどで出社することは自由ですが、現在は多くても2名ほどしかオフィスにおらず、もっと小さいオフィスでもよかったのでは…という声も…。
スタッフたちがリモート会議でなくここで集まって会議したり、一緒にランチを食べたり、と、このオフィスが活用される日がいつか来る、かなあ…。


一緒に働く仲間、募集中

野沢のオフィスで働いても、自分の好きな場所で働いても大丈夫なストリッパーズは正社員を募集中です。
各種社会保険完備はもちろん、リモートワーク手当月三万円など福利厚生も充実。
ちなみに、毎日オフィスに出勤してもリモートワーク手当は出ています。



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