1歳10ヶ月の息子が転倒して舌を怪我して縫ったけど、見事に完全復活した話

今日の東京都は蒸し暑く、まさしく初夏を思わせる陽気ですね。今回は2歳前の息子が保育園で舌を切って縫った話です。

その緊急連絡は月曜日の11時に突然届きました。
当日私はオフィスで勤務中で、鳴り響く携帯電話の着信音に気づきませんでした。
5回目の着信音でようやく気づき、確認すると夫からメッセージと着信履歴が。
「息子が保育園で舌を切って結構ひどい状態。時間がないので早く来て」とのことでした。

昼休憩中に保育園に電話し様子を聞いたところ、先生から以下の情報を確認できました。
・午前中に近所の公園で遊んでいたところ、息子が両手に石を持ったまま転んでしまった。
・転んだ際に舌を切り、かなり出血がひどかった。
・保育園から最寄りの小児科に急行したが、傷が深くて処置できず、そこでお父様に息子君を引渡した。
・(その後父親が車で総合病院に連れていき、処置を受けている)

桃子は早退の許可をとり、手元の仕事を大急ぎで終わらせ、15時に保育園に急行。
当時在園児だった娘のお迎えにいき、帰宅しました。

夫は12時25分に総合病院へ到着、診療時間ギリギリに飛び込んで、そのまま舌を数針縫う手術になったそうです。血みどろで大泣きする息子が暴れないようにガッチリ抱きかかえて診察用椅子に座り、舌を縫わせるのはさぞ大変だったと思います。
当日着ていた夫のシャツは汗でベトベトになっていました。

帰宅した息子の舌をおそるおそる見てみると、舌は赤々として縫い糸が少し見えており痛々しい様子です。
息子は舌を指さしながら「ここいたい(痛い)、ここいたい(痛い)」と訴えます。今は息子に寄り添うしかなく、桃子は3日間仕事を休む手続きをしました。

息子はまだミルクを飲んでいましたので、固形の食事を摂れなくても何とかなりましたが、他の家族の食事が気になって仕方ない様子。
また普段は陽気で笑顔の絶えない性格ですが、この時ばかりは辛そうな表情や大泣きが多く、見ている桃子も不安でしんどかったです。

そして今回の怪我で最も恐ろしかったのは、術後2日目に、舌の先が異様なほど真っ白になり壊死したこと。ごく一部ではありましたが、これ以上拡大したら壊死の部分を切除する必要があるのではないか?と益々不安が募り、急いで総合病院の診察を予約しました。

再診は口腔外科部長が担当してくださったのですが、「確かに舌先は壊死してるけど、縫った箇所はしっかりくっついてるから大丈夫」と、何と壊死した一部をハサミでちょっぴり切り取ってしまったのです!

見るだけで恐ろしい瞬間でしたが、ハサミを向けられて大泣きしていた息子は、舌を切られたものの特に気にする様子もなく、ケロッとしていました。桃子は不安だった壊死部分がほとんどなくなり、赤みがかって生き生きとした色だけになりホッとしました。

術後3日程して、少しずつパンなど柔らかい物が食べられるようになりました。実は最初に自分からモリモリ食べだしたのは、大好物のポテトチップスでしたが。笑

術後経過等は個人差や傷の具合にもよるため、あくまで本件は一例ですが、無事に完全回復して心から安堵した桃子と夫なのでした。
本日もお立ち寄り、ありがとうございました。

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