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ええぇ!?大腸がんが消えた!(前編)

みなさん、こんにちは!今日のマイアミは晴れ。気温は32度です。
  アメリカは来週28日がMemorial day(戦没者記念日)のナショナルホリデー。今日も仕事お休みして月曜日まで4連休するアメリカ人も多いようです。さっき夫から連絡あり、会社のオフィスは出勤してる人が少ないよーっと、夫の会社も御多分にもれず ^^ 戦没者記念日といえど、アメリカ人的には、この日を境に夏が始まる!といったイメージらしく、海に山にバーべキューにと、うきうきモードが始まる感じです。

さて、今日のタイトルは、とても怪しいですが、昨日からこれと決めていたので、怪しさ満載でいきます(^_-)-☆

 まだバリバリ働いていたちょうど30代半ば過ぎたころ、会社の健康診断で引っかかって、再検査を受けたことの話です。便に潜血があるとのことで、気軽に「あー、月の物が混じってたかな」くらいの気持ちで、再検査を受けに行ったのですが、かなり待たされた末、しかも別室に呼ばれて先生から言われたのは、なんと、大腸がん宣告でした。
「あなた、お子さんいはる?」
「あ、はい」
「いくつ?」
「小学校低学年です」
「あー、そーかー。この夏の予定は、どっか旅行いく?」
「はい、来週のお盆休みに信州に娘と一緒に」
「思い出は作ってからのほうがいいね。行ってきなさい」
「え?どういうこと?」

意味がわからん、わたし。沈黙のなか、先生が検査結果の写真を写し出した。
「ここに、大きいねじれてる突起がいくつかあるね。悪性か悪性でないかは別として、とりあえず、旅行から帰ったら即検査入院して手術を覚悟してください」


もう、何をいっているのか全くわからなくて、でも、なんかとても重大なことをいっているのはわかるけど、理解はできなくて、ただただ、茫然として、大病院への紹介状を握りしめ、とぼとぼと家に戻った、あの暑い夏の日のことを今でもはっきり覚えています。

弟が医者なので、紹介先に持っていく写真を見せたら「典型的な、、、やな」と、言葉すくなくつぶやきました。

シングルマザーの私。実家に世話になって、子どもを育てている。保育所のお迎え、夕飯の支度、ほんとに母がいないと、わたしは働くことも生活することもできない。母と私は仲が良いかというと、そういうわけでなく、いや、どっちかというと確執があった仲だった。母は、この事実に、なんと私のことを言うだろう。「あなたはどこまで、この子に迷惑をかけるんや!」「そもそもはあなたが離婚したことろに原因がある!」なんていうかもしれない。叱られるの覚悟の上、ザ、昭和、もっといえば江戸生まれくらいの感覚の持ち主の母におそるおそる事実を話してみた。

「まだ分かったわけと違うんやし、気楽に考えたらよろしぃ! あなたが暗くなったら〇〇ちゃん(わたしの娘)は、すぐ察知するえ。それより、自分の体をもっといたわらんとあかんわ、仕事だけが大事なわけじゃないっていっつも言うてるやろぉ。あんたはお金稼がな、お金稼がなといつもいってるけど、お金稼ぐより健康が一番でなにより大事なこと。これは考えるによい機会。ゆっくりして、そして旅行も思いっきり楽しんでいらっしゃい!」

まさかの母のこの言葉に、わたしはどれだけ救われたことか!!
今、思うと、ほんとこの母の言葉全てに、魔法の仕掛けが詰め込まれていたんですよね~。

何を考え、どういう行動をとり、どういう思考をもったのか、は次回(後編)に書きますが、わたしは、昨今、たまに耳にする、ガンが消えた理由は、”体ひとつひとつの細胞にいたるまでに感謝をしまくった”、というようなことをしたわけではありません。(これも一つですが、depend on a personです) 

結局のところ、旅行をおもいっきり友達家族とわが娘と楽しみ、母や父とも笑いながら食事をし、いってきまーす!と、入院日を迎えて初日、検査をしたところ、どこにも大きな突起物もガンも一切みあたらず、無事に退院しました。

今だから、なぜ、私のガンらしきものが消えていたか、理由がわかります。
誤診でもなんでもありません。
そういうことって、あるってことです(~_~)
もちろん、100%の人のガンや病が消えるとは限らないでしょう。
でも、大難が小難になる方法はあると思います。
いや、あったから、今、こうして私が今もなんの病気もせず元気にいられています。

全ては完ぺきにできている。ただ、そこに事実がある。

みなさん、前向いていきましょう!未来を変えるのは、お金でも政治家でも宗教でも人でもありません、自分ですよ♡

では、また!
週末はちょっとビーチに行く予定です。









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