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一年前は名前も知らなかったアコースティックユニット「pod'z」にドはまりしまして


pod'z【106-イチマルロク-の日】ヤサシイウタのおはなし
 ももこです。なんてこった2000字超えたぞ

 2024年1月6日の日に行われたpod'zさんの【106-イチマルロク-の日】のライブに行きました。

ライブレポートは2月頃に描くかもしれないので面白いお話は置いといて、この日の「ヤサシイウタ」に心抉られた人間が、いつまでもこの感情を忘れないためにライブ鑑賞当日に書いた日記です。この日記は投稿時点では他サイトに共有してないので、もしこれを見た人がいれば、かなりの物好きだと思うのです。



 CDやYouTubeでも何度も聴いたし、ホールでも聴いた。フリーライブでも声出しでよく歌っていて、道行く人の視線が釘付けになっている様子を見て、自分もそのうちの一人だったと思い出す。
特にHEP HALLでの「When I」レコ発は感動した記憶がある。でも、書き留めてなかったからか、どう感動したか思い出せなかった。
ただ、【106-イチマルロク-の日】この日のライブは、それを上回る感動があったのです。

hannaちゃんはMCでこの曲を作った当時の話をした。
いーさんの作った大事なメロディを、泣きながらhannaちゃんが詞を生み出して、kaiちゃんがたくさん葛藤してピアノのフレーズつけて、3人の想いが形になって、あんなに心のこもった曲を作れるなんて。


 私の中のpod'zの音楽のイメージは、
「受け取り手の気持ちにそばで寄り添ってくれる」「楽」「在り来りな幸せな日常」
適切な言葉選びが難しく、投稿してから何度もこの箇所を書き直しているが上記のイメージ。
でもこの曲は活動を辞めようか考えた時に作った最後の曲そのせいか、「私たちの想いを、音楽を聴いて欲しい」とこの曲からは一段と力強い主張を感じる。
kaiちゃんのピアノが響き、静かな環境でhannaちゃんが歌い始める。imaiさんのアコギで曲の流れが一気に変わる。静と動が繰り返され、グランドピアノとアコギの疾走感のある音、最後の畳み掛けるようなボーカルとコーラスの掛け合い。
1本の映画のような時間だった。

 視野が狭いだけかもだけど、どの曲も「この曲のフレーズ街中で聴いたことある」「今流行ってるやつ」と感じさせない。
pod'zが生きてきた中で【・見たこと・聴いたこと・触れたこと・経験したもの】を咀嚼して音楽にして、我々に届けてくれる。
pod'zの唯一無二の美しい感性や視点に惹かれているのだと思う。
 だからこそ、学生時代のエピソードを聞くことが出来てお互いの好きなところを聞けて、pod'zの内面的な部分や本質を少しだけ垣間見れて嬉しかった。お互いの好きな所も、目で見る情報と内面性で分かれていて普段お互いの何を見ているのか知れて面白かった。

pod'z【ヤサシイウタ】Official Music Video


 「ヤサシイウタ」を聴いてこういうのなんて言うのか、物販で並んでる間回らない頭で考えたけど「美しい」や「儚い」がピッタリだった。
このままずっとあの時間が続けばいいのに、とか、あの感動にいつか慣れてしまう日が来るのだろうか、とか、いーさんの弾いて歌う姿にカッコ良さより今日は美しさを感じたり、とか…少しだけ怖さを感じたりしたのです。
そんなことを色々考えたり、眠くて立ちながらちょっと寝かけたり、スタッフさんの巻け巻けという焦った表情、色んな音を聞きながら順番が来た。

 忘れていた、私はコミュ障だった。さっきまで凄まじい迫力ある音楽を浴びたこともあり、元気に喋る体力がもうなかった。可愛い人と美しい人とびっくりイケメンがこっちを見ているのだ。今すぐ溶けてこの場が消えたい気持ちと後方のぽっちゃん(⋆pod'zファンのこと)の視線を感じ、事前に用意した会話の引き出しが思い出せなくなった。
色々引っ括めた結果「かっこいい」「好き」しか言えない。言いすぎると言葉が軽く見えるからいい加減もう伝えるのやめたい。(ダメだった)
とりあえず「yo‐ebが聴きたいからレイダーのCDが欲しい(要約)」ことを伝えられたので満足。足早に去った。
そのせいでオレンジのいーさんの小箱見忘れた事実を帰ってから人様の写真見て気づきました。


・ hannaちゃんのコロコロ変わる表情といつも忙しい口元は見ていて楽しい。そしてhannaちゃんの紡ぐ詩が好きだ。実は言えずにいたけど、初めてフリーライブ行くまで、チョッピーダイアリーを聴いていた頃は、hannaちゃんのことが一番好きだった。彼女のトーク力と歌声を生で聴きたくて遊びに行ったまである。これからも、二匹のねこ様を愛でて欲しいし、いつまでもいーさんに対抗心燃やしてほしい。
・ kaiちゃんの笑顔守りたい。ほんとにめちゃくちゃいい笑顔でいつもニコニコかわいい。周りをよく見ていて気配りができて優しいひと。ファンが女神さまだと称えるのも間違いない。出会うまでは、口数少ないけれども時々大興奮で話すエピソードからはkaiちゃん独自の視点を持っていて、控えめにインパクトを残している方だなと印象を受けていた。
・ いーさんは今年もお腹を縦じゃなくて横に割ったままでいいと思うし、ベルト止めたらお腹が上に乗ってていい。(かわいいファン現れてチヤホヤされてしまう)
人の話横流しで生きてほしいと思う。でもシェルティレコ発でかいちゃんの髪型ポニーテールだったことを忘れたのはだめだと思う。
…というのは一部除き(?)冗談で、持ち前のロマンチックな感性が濁りませんように。いーさんのことずっと大好きです。じゃんけん負けてハッピー!
ぽうぽう!
(恥ずかしいので強制終了)

らーぼうさんお手製ポストカード、かっこいーさんver.作ってプレゼントしてくださりました。
うれしーー!(掲載許可済み)


 これからも輝く瞬間を見続けていたい。キラキラしてるところだけではなく、がむしゃらにもがく姿も含めて。


 音楽を作るのを辞めて欲しくない。
でも誰かに見つけてもらえないと、音楽を続けられないかもしれない。
だからできるだけ人の目に触れてもらえるように、pod'zの話をしようと思う。描こうと思う。純粋に3人と3人の大事な曲が好きだから、もっと多くの人がpod'zの曲と出会いたいと思うから。


どうかこの人たちが、3人と2匹でこれから先も音楽の世界で生きていけますように。


そんなことを考えながら、布団の中で撮影したヤサシイウタを見返して、また少しだけ泣いて眠ったのです。

おわり

pod'zさんのx(旧Twitter)

1月28日までの期間限定公開中のインスタライブアーカイブ(見た方がいい)


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