ぐーたらの日

会社を辞めて、約1ヶ月経った。
引越したから、いろんなことでバタバタしてたら、あっという間に経った。
ようやく落ち着いて、2日目。
ただグータラするのが幸せで、何もしたくなかった。
ほとんどベッドで過ごした。
それでも、風呂には入るし 料理をするし まったく見ないNHKの集金にも対応した。
契約は、保留だ。

ハローワークに行かなきゃな、と思いつつも 体が重い。
「どうか どうか このまま誰も、触れないでくれ」と願ってる。
親や兄弟、恋人や友人から、いろんな連絡がくる。
そのなかで「どうか、働くことを急かさないでくれ」と願ってる。

人と話すのが、すごく疲れる。
自分が思っていたよりも、前の会社の傷が深いらしい。
ただ直属の上司が嫌だっただけなのに、こんなにもダメージを負うとは思わなかった。

きっと 上司のこと以上に、私は、はじめて自分の好きなことに無関心になってしまったのが悲しかったんだ。

そして、想像以上に" 休憩時間含めて、9時間の拘束 "というのが苦痛だったらしい。
朝準備する時間、通勤時間も含めたらもっと長い時間だ。
さらに残業があれば、1日の半分を会社に捧げることになる。
私はそんな日常に、まったく向いてないんだ。

学生のときから、サラリーマンはすごいと思ってた。
どうして朝早くに出ていって、夜遅くに帰る生活を毎日繰り返せるんだろう?と、純粋に疑問だった。

GWとかの長期休暇はいらないから、完全週休3日にしてほしいと心から願う。
そしたらがんばれる気がするんだ。

これは甘えだと思われるのかもしれないけど、週休2日で働いてる みんながすごいんだからね!?と つくづく思うよ。

5日間、休憩含めて9時間以上を どうして費やせるのか……本当にわからない。
私にとっては、苦痛でしかなかった。
どうしてみんな普通に耐えられるんだ……。

そんな私の、これからの生き方について考える。
ハローワークにも、もちろん行く予定ではある。
じっくり考えたっていいんだ。

前の会社に入ってよかったと思うことは、4年間大学に通ったあと さらに4年間別の大学に通った人がいたこと。
一般的な日本の企業では、新卒と呼ぶには年齢が上だった人がいたこと。
すごく勇気をもらえた。
まあ、博士号をとれば同じ年齢になるわけだから、いないわけじゃないけどね。

" 年齢は関係ない "って思わせてくれる人がいるのは、ありがたいことだ。
もちろん、未だ 上がれば上がるほど不利になる世の中ではあるから、注意は必要かもしれないけどね。

まだまだ希望は捨てられないね。

そして、思う存分、とにかくグータラしまくって
やりたいことやって
満足したら、またがんばるぞー。

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