見出し画像

仮面ライダーカブトってどんな作品?

仮面ライダーカブト

仮面ライダーというと何を思い浮かべるか…。
私の知人には電王や響のタイトルを出す人がいました。響は圧倒的に大人に人気ですが。
その中間に放送されていたのがカブトです。正直カブトはお勧めしてもらうまで知識は全くなかったです。カブトの素晴らしい点を書きなぐろうと思います。

簡単なあらすじ
1999年渋谷に突如降ってきた隕石。
その隕石と同時に地球外生命体「ワーム」が地球に降り立ちます。
ワームは人間に擬態して人間を殺していく危険な生き物。そのワームを倒すのが仮面ライダーの役目になっていきます。こんなんマジでいたら泣く。

これがワームです。人間に擬態して人間のふりをするのでかなり頭がいいです。

でっかい幼虫のようなデザインです。よく初期のころは白い糸や液体出していました。
このワームを倒すべく様々な仮面ライダーが登場します。

その登場人物たちの性格強烈すぎるのがこの作品の見どころです。


主人公  天道総司

天の道を往き、総てを司る男
天道のキャッチフレーズである言葉。この言葉からこの男…ただものではない!という感じをかもしだしているように見えませんか?
その通りに普通の人ではないですね。
初登場からこの言葉を自身がつぶやき自分中心のような振る舞いをします。
要は俺様キャラに近いです。
そのような行動に対して「俺が世界の中心なんだよ。おばあちゃんは言っていた。
世界は自分の中心で回っている。そう思ったほうが楽しいってな。」と語っています。
天道のように生きられる世の中ではないけどこの言葉には感銘を受けました。
楽しく生きるコツを教えてもらいました。
この「おばあちゃんが言っていた」のあとで始まるセリフは天道語録と言われるほど種類は沢山あります。天道辞典とか出してもらいたいです。

料理スキル、戦闘スキル、全てのスキルが常人を超えているため作中での心の弱さなどの葛藤は少なかったような気がします。そこが天道の強みなので最初から強いライダーのイメージがあります。戦闘シーンも余裕のある戦い方で助走つけないライダーキックを繰り出しています。
天道の持つカブトゼクターは意思があるらしく、荷物をもったり、そばの麺を切ったりします。かわいいですね。一家に一台あればいいです。

加賀美 新

ワームを殲滅する組織「ZECT」に所属しており天道をZECTに勧誘します。
天道とは真逆の凡人タイプだと私は思っています!
凡人だからこそ成長していく過程や変身できない葛藤が見れるのでかなり共感しやすいキャラではないでしょうか。
天道には勧誘は断れますし性格が違うためぶつかることも多いです。ですが作中では共に行動することが多いキャラです。
仮面ライダーに変身しますが初期は変身していません。変身資格がないと変身できないシビアな世界観です。

この手に持っているのはガタックゼクターと言って変身するためのものです。
仮面ライダーはゼクターに選ばれないと変身できません。加賀美が変身する前は様々なZECTの職員が資格候補者としてガタックゼクターの前にいきますが資格者ではないと判断されると病院送りにするほどの大けがを負います。
加賀美の上司も病院送りにされますが顔にテキトーにガーゼを貼られていて、やけくそ治療されていました。仮面ライダーに変身できないだけでこの冷遇です。

だから戦う意識だけでは変身できない、何か覚悟を持たないといけないのか…。と思いきやそうでもないタイプの仮面ライダーもいました。
ガタックゼクターは特別なものかもしれませんね。
最終回まで見ましたが仮面ライダーシステムについて謎が残るばかり…。そこは憶測で考えるしかありません。

少し話はずれましたが作中では個人的に好きなキャラは加賀美です。
普通の青年が自分の信念に従って行動して成長していくのは本当に感動しますね。

矢車 想

この方も仮面ライダーです。元々はZECTの一員として働いていました。ちゃんとスーツ着て部下のことを大事に思いパーフェクトハーモニー(完全調和)な動き部下にを徹底していたエリート社員でした。

社員の頃は仮面ライダーザビーに変身していました。
部下に裏切られてZECTを去りしばらく登場しなかったらいつの間にかやさぐれた人になって再登場しました。
「一緒に地獄に落ちよう」「俺なんか…涙もとっくに枯れはてた。」
社員の頃とやさぐれ時の声色も違うので全くの別人格みたいです。

やさぐれ矢車さんは仮面ライダーキックホッパーに変身しますがベルトはどこで入手したのかは判明していません。親に聞いたら電車の荷物置き場に誰か置き忘れて拾ったんじゃね?と言われ、そうなのかも…と思いました。
この推測がカブトの楽しみの一つですね。
もともと持っていたかもしれない可能性もありますしね!

ちなみにこの、やさぐれ矢車さん。
闇の住人と自負していてクールキャラかと思いきや。
ワームにギャグのような吹っ飛ばされ方をしたり正義のまねごとをしないように鎖を体に巻いたり徐々にギャグセンスを高めています。
弟のような存在がいるため兄貴とも呼ばれています。二人合わせて地獄兄弟です。

地獄兄弟はかなり本編と関係ないことを本編の中で繰り広げているので箸休め的な存在だと思っています。

矢車さんは仮面ライダーキックホッパーに変身しますが連続キックを繰り出します。
もちろん必殺技もキックになっています。
なので足癖がかなり悪く平気で弟やワームを蹴っ飛ばしています。

影山 瞬

矢車さんが溺愛する相棒こと影山です。
大けがして入院したときに矢車さんがお見舞いに行き、いちご1パックプレゼントされていました。それほど特別な部下だったのかもしれません。

しかし上層部に気に入られるため矢車さんを裏切ります。そこからが影山の破滅への道だったのかもしれません。

影山もZECTの一員でしたが社内の上司に見捨てられて、やさぐれ矢車さんに拾われます。

地獄兄弟誕生の瞬間です。

この姿は地獄兄弟になった姿です。目がいっちゃてる感じがあります。
どこで買ったのその服?

これが変身した地獄兄弟です。
ここまで落ちぶれる人間が日曜日の朝に登場していたことが衝撃です。

神社の場面…子供のころ見たような気がする…。
神社って仮面ライダーに頻繁に出てくるのでカブトとは確定できないけど。リアタイで見ていたら絶対に理解できないですね。


風間 大介

仮面ライダーに変身しますが戦闘には消極的なタイプの人です。
メイクアップアーティストとして仕事をしています。なので仕事優先なのでしょうか。
綺麗な女性がいたら口説きにいくなどポケモンのタケシを彷彿させます。

アルティメットメイクアップというメイク奥義を使い画面いっぱいにバラを咲かせます。
初期に出てくる人物で浮世離れしているなと印象つきましたが、終盤に出てくる地獄兄弟に比べるとかなり常人だなと気づかされます。

仮面ライダードレイクに変身しますが成り行きで変身資格者になったそうです。
ZECTによって瀕死状態になるほど追い込まれたりしますが相棒の女の子に助けられたり待遇的には恵まれたキャラであったのではないかと思います。
がっつりZECTと関わりを持ってなかったからかも…。


神代 剣
後半に出てきますが面白いギャグ要員として動いてくれます。
暗い雰囲気の話でも彼がいるとパッと明るくなります。

恰好からして面白いです。
ちなみに彼の住居はロックハート城です。時代を感じますね。
「我が親友、かがーみん!」「俺はそばでも頂点に立つ男…」
独特のイントネーションでどこで学んだのか気になります。蕎麦屋でアルバイトしてびっちゃびちゃの蕎麦を提供してどや顔の表情を作ります。

お坊ちゃまのため世間知らずで自ら頂点に立つ男だと言います。
金銭感覚がなく列の順番を守れなかったり社会的行動ができていなかったのに…
天道には負けてしまいますが執事として仕える「じいや」のために働いたり、好きになった女性を守るため勝てない相手の攻撃に耐えたり彼なりに成長して他人の意見を取り得ています。
笑わせてくる場面が多いのに終盤でかっこいい見せ場があるので剣ってイケメンキャラななのかと錯覚してきます。
仮面ライダーに出てくる人物をまとめましたが強烈な性格の人が多いです。
そこがカブトの魅力なのかもしれません。

地球外生命隊体ワームと共存して生きていけるかどうか…話の大きな核になると思います。
もし友達や家族がワームだったらどうなるのでしょうか。
出てくる人物たちの選択を見ているとキャラの性格がしっかりあるので答えに納得します。

話が進むたびに面白さが加速していく…
仮面ライダーが「クロックアップ」状態になると人間の目には見えない速度で動くのですが。
面白さクロックアップ状態が続き廃人一歩手前になりました。
連続して見ると中毒になるので要注意です。

「おばあちゃんが言っていた」天道のセリフですが今のプリキュアにもどさくさに紛れて登場したので大きなお友達が騒いでいました。それほど影響力が大きい男、天道総司。

ちなみに東映の株式総会はプリキュアファンクラブのような内容らしいです。
投資する人間も大きな友達で埋もれていそうです。このカブトネタについて言及したいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?