Squareのセットアップで地獄をみた(後編)

サイトができ、次はメインの商品管理である。
squareで商品名と説明を入力し、在庫と金額を設定する。
オンラインショップの商品プレビュー画面で見る。
問題なく動いていることを確認し、公開する。


自身でテスト購入をすると在庫を設定していない商品を購入できてしまう

地獄の幕開けである。

取り急ぎサイトを非公開にし、払い戻しを行う。
squareの取引から該当の取引を呼び出し、サブメニューから払い戻しを行った。
送料を払い戻し忘れないように注意する。

在庫がないものはゼロ
在庫情報を見直すと【在庫なし】との表示。
ここでいう【在庫なし】はデータやレシピ販売等無制限で販売できるものである。
改めてsquareから在庫をゼロと入力する。

オンラインショップに戻る。
該当商品を購入する。
購入できてしまう

システムの構成を見直す
改めて見直すとオンラインショップの商品ページで在庫フォームを見つけることができた。

squareはあくまでPOSレジ機能(在庫管理、クレジット処理、売上管理)であり、オンラインショップは後から追加された機能である。
POSレジで作ったデータをオンラインショップに流し込めるのは初回だけで、新しい商品はオンラインショップのフォームから作らないとPOSレジに反映されない仕様になっている。

つまり、オンラインショップにデータを流し込んだ後POSレジで新しく商品を登録してもオンラインショップ側のデータベースに入らないのである。

ここまでわかるのに半日かかったうえ、やけくそでアカウントを消してしまう。

アカウントは一度きり
squareの驚くべきポイントだが、ひとつのメールアドレスで扱えるアカウントはひとつだけである。
つまり、そのアドレスのアカウントを消してしまうともう作り直すことはできない。
慌ててコールセンターに確認するも、どうしようもできないとのこと。新しくメールアドレスから作り直しである。

…と、思っていたのだが
アカウントを消してもメールアドレスの変更が可能であることを見つける。現メールアドレスから捨てアドレスへアカウント登録を移行し、現メールアドレスでアカウントを作り直してみると新しくアカウントが承認された。
クッキーやキャッシュは消しておかないと自動的に前のアカウントへ移動してしまうので注意すること。私はシークレットモードでアカウントを引き継いだあとにクッキーとキャッシュを消して改めて新しいアカウントにログインした。

オンラインショップから型を作る
何回か試行錯誤した結果、

オンラインショップの商品ページで型をつくり

squareで反映されていることを確認したのち
在庫をsquareで入力

オンラインショップの商品ページで在庫が反映されていることを確認の上ページを公開

これで在庫の限りオンラインショップで販売することが可能になった。


以上、在庫管理の忘備録とする。

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