居酒屋デート

こんにちは。桃花です。

３連休。土曜日は半日仕事。
15時から職場のお姉さまたちと女子会をして、
21時には帰宅。
泥酔しながら子供たちを風呂に入れたり家事をこなす。

日曜日。
息子の試合のため４時半に起きる。
前日飲みすぎて体調が悪い・・・
そんな中、弁当を作って、6時には家を出て片道５０km運転して試合会場へ行って一日試合。
夕方試合が終わって一旦帰ってユニフォームを洗ったり、子供たちを風呂に入れて実家に預け、
また片道４０km運転して私はデートへ。

まじでいつも思うけど、スケジュール詰めすぎ。
疲れたよ。休みたいよ。
でも、行動しないと経験は得られないと自分に言い聞かせて行動する。

デートのお相手は隣県に住む46歳。
バツイチ。経営者。
4.5年前にマッチングアプリで知り合った。
距離もあるし、お互いに忙しいので会ったのは4.5回だけど、割とこまめに連絡をくれて、今まで色んな話をした。

前回会ったのはもう1年半も前。
それから私に彼氏ができたり、彼に婚約者ができたり（破談になったけど）、彼が長期の海外出張へ行ったりと、メッセージの交換はしていたけど、会うことはなく、
今回たまたま時間が合って久しぶりに飲みに行くことに。


新幹線に乗って会いに来てくれる彼。
私も地元でないので、事前にホテルも予約してくれる。
世間知らずの私、初めて会った時はその豪華さに驚いた。
一緒の部屋じゃなくて、二部屋予約してくれる。
しかも、ツインの部屋を一人ずつ(笑)
最初はなんだか申し訳なさでいっぱいだった。

今回もいいホテルの最上階のプレミアムフロア。
いつも格安旅しかしていない私からしたら、広いしアメニティは充実しているし、トイレと風呂も別だし、綺麗だし、ちょっと感動。
こうやって私にお金を使っていただけるなんて感謝なんだなぁ。
私もそれに見合う女にならなきゃなと、身が引き締まる。

久しぶりに会う彼は、やっぱりなんだか冴えない(笑)
そう、決してイケメンではない。
経営者なので持ち物や服装はいいものなんだろうけど、
髪型やメガネがちょっとイマイチ。
でも、まだ若いんだよね。出会った当時はまだ40代前半だったはずなのに。
完全なおっさん。
老け見えがもったいないなぁ。
まぁ、色んな経験もしているし、お子さんも来年は社会人らしいから、そんなもんなのかな。

ホテルに荷物を置いて、タクシーで飲み屋街に。
相手も地元ではないのに、色々お店を知っている。
そして、さすが支払から何から全てスマート。

一件目はちょっといいめの居酒屋へ。
私が魚を食べたいと言っていたので、お刺身や焼き魚を注文。
これがものすごく美味い。
普段スーパーで買う半額のお刺身や、西京焼きとはてんで違う。
肉厚で脂が乗っていて、口に入れた瞬間とろけて、
本当にこんなにおいしいもの食べたことないくらい（笑）

試合で一日へとへとで、おなかもペコペコだったから、沢山食べるぞ！って意気込んでいたのに、疲れなのか飲みすぎなのかあまり食べられなくて残念。
飲み会あるあるなんだけど、残した料理を今食べたい(笑)

ここで、もうすぐ誕生日だよねってプレゼントをくれる。
まさかのサプライズ！
さっきそこで買ってきた、と可愛い箱に入っているマカロン。
え？私、誕生日なんて言ったことあったっけ？
よく覚えてくれてるね。
私なんて1度もお祝いしてあげたことないよ(笑)
今年は誰かからプレゼントをもらえるなんて思っていなかったから、まさかのサプライズに本当にびっくり。

しかも、マカロンはうちの娘の大好物。
ママ、なんで毎日飲み会でいないのってブーブー言っていたから、お土産にできるのが本当に感謝。ありがとう。

彼は私に未だに敬語を使う。
私の事を桃さんと呼ぶ。
そして、やはり経営者なだけあって、話が難しい。
きっと、私がマッチングアプリで知り合った経営者さん達の中でも、多分１番じゃないのかってくらいにバリバリ稼いでいて、手広く仕事をしている、ぽい。
詳しいことは聞かないけど。
専門用語を言われても、わからないし、いつも適当に聞いている（おいおい(笑)）

そんなんでも、桃さんと飲むのは一番気軽だし、楽しいと言ってもらえるのはありがたい。
美味しい食事やお酒もご馳走になれるし、話も勉強になるし、やっぱり、無理にでも時間を作って会いに来るべきだな。（おいおい(笑)）

彼は出会った当初から、結婚願望が強い。
結婚願望が強いと言うか、子育てをしてみたいらしい。
自分の子は3人いるけど、当時は忙しすぎて子育ては前妻さんが全てしたそう。

私も、彼との再婚は何度も考えた。
最初は私も無知だったから、外見がタイプじゃなくて躊躇した。
でも、お金持ちだよ？楽に暮らせるよ？海外も行けるよ？
タイプじゃなくてもいいんじゃない？
そんなブラック桃花が囁いて、向かってみようともした。

1年後にお互いフリーだったら再婚しよう。って言われこともあったけど、
それからもうかれこれ3年くらい経ってる(笑)
やっぱり、タイミングが合わなかったんだよね。

ちょっとした彼の言動が癪に障って、メッセージでキレてしまったこともある(笑)
私って本当に子供だったなあ。

この前も、桃さんとの再婚はかなり難しいと思いますって言われていたから、私ももう可能性がないんだろうなって思ってた。

でもね、もしかしたら、またいろいろ話してみたら可能性はあるのかなって淡い期待をして会いに来たけど、

会った途端、彼女から振られたし、もうしばらくは恋愛はいいかな、やりたい仕事もあるから、しばらく仕事をします。
って言っていたから、その瞬間から私のやる気はゼロに(笑)
試合疲れたなー眠いなー早くホテルで一人で爆睡したい。
なんて失礼なこと考えて(笑)

一通り飲んで食べて二次会へ。
おしゃれなバー。
まじでおしゃれ。
西洋の城かっていうようなお姫様みたいな椅子にフリフリのカーテン。
お通しで出てくる可愛いカップに入った紅茶。
テーブルには白薔薇とアルコールランプ。
さっぱりしたカクテルをいただき、
ホテルに戻って彼の部屋で少しだけ飲むことに。

そこで
「一時期、桃さんのことをすごく好きだった時期があって、
去年桃さんに彼氏ができたのもすごくショックだった。
もし、今の彼氏さんときちんとお別れしたら、私とお試しで付き合ってみませんか？」

と言われる。

へ！？
まさかそう来るとは思っていなかった。
私と再婚は１００パーないって言っていたし、
しばらく恋愛もいいかなって言っていたじゃん。
私は心の準備ができていない。
気の利いた返事ができない。

そのまま返事もしないまま、別々に寝て、私は爆睡して
彼は早朝の新幹線で帰って、
私も子供たちを迎えに行って、母親にブチ切れられて現実に戻って、また育児をこなす。

なんだろう。まだ私の気持ちはついていけない。
もう出会ってからの年数もそれなりに経っていて、お互いのこともある程度わかっている。

きっと向かってみたらそれなりにお互いにうまくやれるのかもしれない。
でもまだ、やっぱりなんだろう。
踏ん切りがつかない。

バイバイしたあとのメッセージも、以前と同じ当たり障りのないもの。

まぁ、なるようになるよね。
とりあえず、またいつ会えるかもわからないから、
会えた時にまた話しましょうか。

そして、やっぱり彼氏と曖昧な関係をこのまま続けていくのもダメだと思って、彼氏に別れのラインを送る。

そして、やっぱり落ち込む