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【初学者向け】イラストレーターになる前の準備は3つだけ

インターネットやYouTubeなどで「イラストレーター活動はいますぐ始めるべき。勉強は後からついてくる」と言われているのをよく見ますが、初学者にとってはかなり難易度が高いように感じます。

そこで本記事では、イラストレーターになりたいけど、まずは準備から着実にやりたいという方を対象に、イラストレーターを始める前準備を3つご紹介したいと思います。

結論、イラストレーターを始める前に「作品」「仕事する場所」「お金」の準備を1ヶ月行えば、イラストレーターとして働きやすくなります。

3つの項目に対して、具体的にご紹介しますので準備のご参考にどうぞ。

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本記事はHPにも掲載しています

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ハードルを上げすぎない準備が大切です

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世の中にはたくさんのイラストレーターの方たちがいて、それぞれいろんな場所で活躍しています。

そしてあなたも、そういったイラストレーターのようにインターネットの世界で仕事に力を入れていきたいと考えているかと思います。

そう意気込んで、すぐに仕事を探してみようと考える方もいらっしゃると思いますが、ハードルを上げすぎてしまうと、後々体力が切れて、挫折してしまう可能性だってあります。

そこで、今回の記事でご紹介する内容は、ハードルをあげなくてもできる内容となっていますので、とにかく1ヵ月分だけ動いてみてはどうでしょうか。

自分のペースでゆっくりと準備をすることによって、しっかりと要点を抑えつつ準備ができるので、土台をしっかりと作りながら準備が行えるでしょう。

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イラストレーターが1ヶ月で準備すべき3つのこと

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それでは、1ヵ月のうちにイラストレーターを目指している方が準備すべき内容を3つご紹介します。

先ほどもご紹介したように、「作品」「仕事する場所」「お金」の3つが主な内容となるので、それぞれご紹介します。

①バリエーションに富んだ作品を準備しよう

イラストレーター活動するときには、自分で営業を行う必要があります。

この営業では、あなたが直接クライアントの方を探すためにコミュニケーションを取る必要があるので、事前に営業用として利用できるイラストを準備しておきましょう。

準備するイラストは、出来る限りバリエーションに富んでいる方がいいです。

例えば、人物キャラクターを描くのなら小さい子供から大人、そして老人まで書くのが良いですし、男性女性を問わず準備しておけば、いろんな人たちのニーズに刺さるイラストが準備できます。

準備すべきイラストをいかに整理してみましたので、1ヵ月のうちにいろんなパターンで笑を書いてみてはどうでしょうか。

・人物イラスト(赤ん坊、子供、学生、大人、老人)
・動物イラスト(病院をよく利用する犬や猫、鳥)
・無機物イラスト(インテリア、食べ物、車)
・風景イラスト(建物、公園、街並み、自然)

わたしの経験上、今までいろんなイラストを求めているクライアント様がいました。

なかには、美味しい食べ物を書いて欲しい、資料に載せる説明役のキャラクターを描いて欲しい、ロゴマークに使える動物キャラクターを描いて欲しい、クライアントの写真をもとにキャラクター化してほしい、など、いろんなニーズが出てきます。

クライアント様のかゆいところに手が届くイラストを準備しておけば、「お、この人のイラストなら自分のイメージを実現してくれそうだな」と思わせることができます。

逆に、イラストを準備していなければ仕事を任せられるか不安に感じてしまうクライアントもいるため、準備がとても大切です。

②仕事できる場所を2つ見つけよう

イラストレーター活動を行う中で、自身のホームページを作成した上で活動をしようと考えている人もいるはずです。

確かに、自分のホームページを持っておけば、作品などを掲載できたり依頼の手続きなどがやりやすかったりと、かなりメリットがあります。

しかし、無名の状態であることや実績が全くないと言うことを踏まえると、いきなりホームページを作ったとしてもなかなか依頼がきません。

なので、この章ではクラウドソーシングサービスなどを利用した「仕事ができる場所」を2つ見つけた方が良いと言う内容をご紹介します。

クラウドソーシングサービスは無料で登録ができ、いろんなお仕事が集まる便利なサービスとなります。

有名な場所で言えば、クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどがそうです。

こういったサービスの中でお仕事を探していけば、企業や個人の方が発注しているお仕事募集に対して、あなたが提案を行い、仕事を受注することができます。

なかには、初心者の方でも問題なく依頼できるお仕事などもたくさんあるので、無名であっても採用されることがよくあります。

そういう私も、もともとは無名でしたので、クラウドソーシングサービスに登録をしていました。(現在も登録しています)

仕事をするのなら会社と言う働ける場所を探すといった風に、いきなりイラストレーター活動に本腰を入れられるのかと言うと、それはなかなか難しいので、まずは、働きやすい場所に登録して動いてみると良いでしょう。

また、そういったサービスで実績を伸ばしていくことができれば、かなり上のランクに上ることもできます。

私ももひきも、ランサーズでは認定ランサーに登録され、ココナラではゴールドランクやプラチナランクになったこともあります。

ランクが上がると、いろんな仕事が受注し暑くもなるので、インターネットで「クラウドソーシングサービス おすすめ」などと検索して、使いやすそうな場所に登録してみてはどうでしょうか。

③仕事開始に合わせて自分の単価を決める

イラストレーターのお仕事をするにあたって大切なのが、あなたが受け取る報酬になります。

報酬はそのままあなたの生活費であったり、イラストレーター活動の維持費に充てる必要があるので、無償でイラストを描くと言う事は無いはずです。

なので、仕事を開始したという人は、まず自分の単価を決めてみるといいかもしれません。

「単価を決めるにしても何を基準に決めたらいいのかわからない」

いきなり単価を決めろと言われても、なかなか難しいものです。

そこで、簡単に単価を決めれる参考として、自分の作業を時給に例えてみてはどうでしょうか。

こちらは私の例になりますが、私は本業をやりつつ副業としてイラストレーターやライターの活動を行っています。

そのため本業を主軸として時給を考えているのですが、基本的には大体時給3000円程度となっています。

また、ライターとして活動する際には、約1時間程度で3000文字を書くことができるので、大体それぐらいの金額になるのかなと考えています。

これは人によって考えや生活費等に違いはあると思いますが、とりあえずはまず自分の時給換算をしてみて、「これぐらいなら安定して生活できるな」という金額を設定してみましょう。

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おわりに

以上、イラストレーターを始める前にできる準備内容をご紹介しました。

内容としてはかなりシンプルなものとなっているので、大体1ヶ月位あれば準備ができると思います。

1ヵ月といっても、あなたの生活もあるので大体1日1時間程度と考えてみてもいいかもしれませんね。

自分のペースでゆったりと進めていくことが重要となりますので、今回ご紹介した3つの項目を並行して動いてみてはどうでしょうか。


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