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【はじめての見積もり作成】依頼に対して3つの見積もりを用意すると得する理由【ココナラ】

クラウドソーシングサービスのココナラを利用してお仕事をしているという人もいるはずです。

ココナラでは、基本的に自分が出品したサービスをクライアントの方たちが購入して仕事が始まるという流れを持ちます。

そのため、お仕事前にはクライアントの方からメッセージが来て、「〇〇のサービスが気になるのですが見積もりの作成をお願いします」といった風に、見積もりの依頼を受けます。

そしてこの時、依頼の内容に対してそのまま見積もり作成を行おうとしているのであれば少し待ってください。

じつを言うと、見積もりを作成するときには3つのパターンをもっておけば、普段よりも得します。

本記事では、なぜ3つの見積もりを作ると得できるのかと言う理由と、どういった見積もりを作るのがいいか参考例をご紹介します。

事前に準備しておけば、いろんなところで利用できる内容となりますので、副業やフリーランスとして動いている方はぜひチェックしてみてください。

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本記事はHPでも公開されています

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選択肢があると依頼されやすくなる

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本記事を読んで「なんで3つの見積もりを作らないといけないの?めんどくさいなぁ」と考えた方もいるはずです。

確かに、見積もりを3つも作るのは手間ですし、もし購入されてもそのうちの1つだけとなってしまいます。

それなら、初めからひとつだけ見積もりを作っておけば良いのではないかと考えてしまうでしょう。

しかし、複数見積もりを作っておくと、以下のメリットがあります。

・その場で「選ぶ」という選択をするため、他の人に依頼しなくなる
・3つの見積もりがあると比較して選べる

自分がサービスを出品しているのであれば、できれば自分にだけ見積もり依頼をかけて欲しいものです。

しかし、クライアント側としては複数人から見積もりをとって、その中で1番安い人であったり品質が高い人を選んでいきます。

この時、事前に3つ見積もりを作っておけば、その中で良い見積もりを選択してもらえるため、「他の人にも見積もりを取ろうかな」という気持ちを抑えることができ、自分に依頼してくれる可能性を高めることができます。

もちろん、見積もり作成時には、それぞれ良し悪しの違う特徴を持つものを作る必要がありますので、次章でご紹介する見積もり内容例をご参考ください。

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初心者でも作れる!見積もり参考例

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三つのパターンの見積もりを作る際には、それぞれ特徴を持たせていくことが大切です。

ポイントとなるのが、金額、品質、期間、バランスの4つなので、これらを組み合わせたパターンを以下にご紹介します。

①スピード重視の身軽な見積もり

まずは、即日納期(早期納品も可)を対象とした見積もりを作りましょう。

早く納品してもらえる案件はクライアントに喜ばれるものです。

しかし、中には作業量の関係から、通常の作業では早期納品なんてできないという人もいるはずです。

そこで、このお見積もりでは、品質をワンランクダウンさせたお見積もりにするといいでしょう。

例)アプリ制作においてコード作成までを対応、デザイン等は別の人に依頼してもらう
例)イラストなら時間のかからないシンプルイラストのみ対応
例)ライターなら、記事構成のみを対応

このように、すべての作業を行うのではなく、区切りをつけられる箇所まで対応できる見積もりなら、通常よりも安く早く納品できます。

クライアントによっては、完璧や付加価値を求めない人もいますので、そういった人の目がいくお見積もりとなります。

②品質重視の濃厚な見積もり

つづいて、品質が高く喜ばれる見積もりを作ってみましょう。

品質が良いということは、その成果に粗さなどがなく、成果として受け取った瞬間、完璧に使えるもののことを言います。

品質が高いということは、その分時間もかかってしまいますが、品質の高さを重視して依頼してくるクライアントもいます。

そのため、「これくらいの金額なら、お眼鏡にかなったものを作れますよ」という見積もりを一つ準備しておくと便利です。

このとき、時間プラス品質が増えてきますので、通常よりも多くの費用を提示しておくといいでしょう。

③平均的な立ち回りの見積もり

最後に、上記二つの見積もりを平均した、ちょうど良い見積もりを作ってみましょう。

ちょうど良いということは、あなたが普段行う作業で対応できる内容のことをいい、問題なくスムーズに仕事ができることが重要です。

バランスの取れた仕事ができる人はかなり重宝されますし、ある程度の品質とスピード、そして金額も抑えられるということから依頼されやすい見積もりとなります。

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結論、平均的な見積もりを選んでもらうのが重要です

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以上、3つのお見積もりの例をご紹介しました。

本内容から、ある程度見積もり内容をイメージできたかと思います。

ただ、3つの見積もりを作って提示すると、「平均的な見積もり」が選ばれやすいということに気がつくはずです。

じつは、三つ見積もりを作るのは、安定した仕事を依頼してもらうための間接的な誘導であり、クライアントとあなたの関係をできる限り対等にできる準備でもあります。

クライアントによっては、無理なスケジュール、無理な金額で仕事を依頼してくるケースもあります。

しかし、事前に三つの見積もりを作って、それぞれ条件を準備しておけば、極端な見積もりよりも平均的な見積もりが選ばれやすくなるのです。

また、候補を三つ作っているので、自分が提示した見積もりから仕事を依頼してくれる可能性を高められるため、依頼されやすく安定した契約を交わせるという一石二鳥な対策のご紹介でした。

お仕事を受ける時には、事前の交渉があなたの収入などを変化させます。

無理に安い仕事をするのではなく、安定した仕事を行うためにも、本内容を参考に、見積もりを準備してみてはどうでしょうか。

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