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ひとりで韓国の大学へ。①

2018年の年末。私は人生で初めて、一人で海外に飛び立とうとしていました。大学2年生の冬休みのことです。

大学1年で韓国語を履修することにしたときは、まさか一人で韓国の大学に行くなんて思ってもいませんでした。だって、文法同じなら単位取れるだろうという浅はかな考えだったからです。

私は真面目なんだなと思うのですが、せっかく勉強しているんだからネイティブの人と話そうと努力しました。HelloTalkというアプリで片っ端から声をかけて、その日習ったことを使って韓国語を練習していました。

楽しかったです。英語は中学1年生の時点で挫折したので、これだけ使うタイミングがあれば英語も好きなままだったかなと思います。(ちなみに、外向的な性格なので、英会話の授業は満点をもらっていました。文法めちゃくちゃでも、とりあえずボディーランゲージで乗り切っていました。)

話は逸れましたが、私は韓国に留学がしたかったんです。
でも心理学専攻なので、単位互換制度なんてないし、日本の大学って休学している間もお金を払い続けないといけないんですよね…
さらに、ちょうど日韓の仲が悪くなっていた時期なので家族からも反対されました。

学校の留学支援センターみたいな場所で事情を説明すると「冬休みに韓国の大学で学習プログラムがあるから行ってみたらいいよ」と言われました。

このとき「それしかない」と思いました。
旅行がてら学習プログラムをやってくれる施設に行こうかと考えたりもしていたのですが、大学ってだけで安心感がありました。それに、プログラムを主催するのが提携校なので、他の学科から留学をしている人がたくさんいたことが安心材料でした。
寮に泊めてさせてくれるし、食事も朝晩は食堂を使っていい、午前は韓国語の勉強をして、午後はフィールドワークという素晴らしいプログラムでした。

私はその場で「行きます。資料ください。」と言っていました。
両親に心配されたり、資料が全部英語なので読めないとか大変なことはありましたが、なんとか提出物を出し終えました。

お金は自分のお金を使い、往復の飛行機のチケットも、フライト時間の関係で泊まらなくてはならなくなったホテルも自分で手配しました。あと大事な大事なWi-Fiも…。
人間はやろうと思えば何でもできるなと思いました。
幸いなことに今の時代はネットが発達しているので、調べると何でも出てきますね。韓国は特に情報が多いなと思いました。

心配性の父が、飛行機は大きい旅行会社の窓口で取った方がいいと言うので、窓口で事情を説明して、チケットを予約してもらいました。
正直なところ、ネットで安いチケット取った方が良かったよな…と思いましたが、初めての一人旅だったので保険ということで納得しました。

後は、HelloTalkで仲良くなった韓国人の友達に、仁川空港で会おう!と連絡をしました。本当に会いたいという気持ち半分、大学のある都市までの行き方を教えて欲しい気持ち半分でした。

これが、韓国に行く前のお話です。
今の所は特に波乱もありませんが、次回以降は言葉の通じない土地でのパニック続きです。

気が向いたら、続編を書きます。momohaでした。

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