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【サウナ記録】吹上温泉保養センター白銀荘@北海道空知郡上富良野町

北海道サウナ旅3日目がスタート・白銀荘に行くまで

 白銀荘を知ったのはサ道だったと思う。たいぞうが雪ダイブしてたとこ、という印象。

 2022年1月、友人との北海道サウナ旅から帰ってきた旦那が、「白銀荘が日本で1番最高のサウナだった」という
 あんまり1番、2番、とかってよりは、「みんな違ってみんないい」派のもふもふとしては、へえー、というくらい。
 まあその時は自分がまさか北海道までサウナのために行くなんて思ってもいなかったのだが、今回いろんな経緯で北海道サウナ旅に行くことになり、気づけばしっかりと白銀荘も組み込まれていた。

 北海道サウナ旅も3日目、すでにメープルロッジのサウナも1日目夜2日目朝と楽しみ、2日目夜にはサウナプラトを堪能。
 サ道の『『『ととのった〜』』』のシーンの曲が聴こえてくるくらいにととのったので、すでにお腹いっぱいな感じは否めないが、なんせ旦那が白銀荘のハードルを上げ続けてくるのでついてゆく

 今回白銀荘には上富良野からの路線バスで行くため、13時過ぎに着いた後、17時40分のバスで帰るという4時間滞在スケジュール。
 白銀荘のなかには休憩室もあり、お昼ごはんの持ち込みも可能らしい

 旭川OMO7から足元の雪(というかがちがちの氷)に注意をはらいつつよちよち歩きで旭川の駅へ。途中、セイコーマートでお昼ご飯とおやつをゲット。

まずは旭川から上富良野町へ

 JR旭川からJR上富良野へ。電車はなんと、ワンマンカーで1両しかない。周りは入国制限解除の影響なのか、日本人がほとんどおらず、中国、韓国、東南アジア系の方々などかなりグローバルな車内である。

 車窓を楽しみつつ、うとうとしつつ、1時間ほど揺られて上富良野駅に到着。自販機くらいしかないので、ここに着いてから何か買うとかは厳しそう。

上富良野。旭川に比べて雪が多い!
上富良野のホーム。一面真っ白。

 
 ちなみに上富良野駅の待合室のストーブが風情たっぷり…。
 ストーブの匂いって、祖母祖父宅を思い出してノスタルジーな気持ちになるよね

上富良野駅の待合室


上富良野駅から白銀荘へ

 待合室でしばらく待って、町営路線バスへ乗車。電車もバスも遅れがちだと学んできたなか、このバスは定時運行の気配。すごい。
 
 しかもなんと期間限定?なのか無料だった!こんな僻地でこんな悪条件でみんなの足になってるんだから、しっかりお金とった方がいいと思う、大丈夫なのかな。

上富良野駅。写真を撮ってる位置くらいにバス停がある。


 駅前の商店や家ゾーンを抜けると、一気に冬景色

 雪道とは思えないぐらいぐいぐい飛ばしていくバスのおかげで、遠くに見えていた真っ白な山々にどんどん近づいていく。

どんどん深くなる雪景色
路線バスの車窓から。
山に登るにつれ、枝の1本1本まで真っ白に。

 
 40分ほど揺られ、白銀荘の目の前に到着。ちなみに乗っていた7、8人は全員ここで下車

白銀荘に到着。バスから下車。


ようやく到着。いざ、白銀荘へ。

 ようやく白銀荘へ到着。こんな真っ白な雪の中に突如出現。

雪の重みを感じる入り口
ちなみにこんな山の中。右が白銀荘入り口。バス停は目の前。

 券売機で券を購入し、いざ中へ!
 男湯、女湯で分かれているのでここで旦那と解散。しかし中に浴室ゾーン(男女それぞれ別湯)と混浴ゾーン(水着着用)があるらしく、とりあえず水着に着替えて混浴ゾーンで落ちあうことに。

奥の階段を上がると2階の休憩室
女湯のれん前からみた外の様子


 いそいそと水着に着替え、新品のモクタオルを持っていざ混浴ゾーンへ。
 混浴ゾーンへ続く扉を開けて進むと、雪に囲まれた木々とほかほかの温泉が。。。熱々かと思いきや意外にもぬるめのお湯で、旦那を待つ。この間誰もおらず、貸切状態。
 一面の雪景色を見ながら、遠くまできたなあ…と感慨深くなる。


 さて、旦那と合流し少しあたたまったところで再び解散し、脱衣所で水着を脱ぎ捨てて浴室ゾーンへ。

 浴室ゾーンは扉を開けた瞬間もくもくの蒸気で前が一瞬見えないほど。天井が高く、外の窓から雪一面の世界が見える。
 おおーとテンションが上がりつつ、
いそいそと身体を洗った後、早速サウナへ。

サウナ室(画像はHPより拝借)

 もふもふはいつもサウナの1番下の段に座るので、とりあえず今回も1番下へ。温度計は80℃付近を指していたが、体感的にはもう少し低いような?と思いながら入っていたが、しばらく経つとものすごい量の汗が

 サウナに入りながら、サウナ前に水風呂の位置や外の様子など何も確認してこなかった事に気づく。意外とテンションあがっていたのかもしれない、、、


 しっかり汗をかいた後、未知のサウナ室外へ。
 水風呂は冷たいらしいと噂に聞いていたので、水風呂隣の寝湯のぬる湯でかけ湯してから、水風呂へじゃぼん。ひー、冷たい。肩まで浸かってすぐに出る。

 そのまま露天のほうの外へ出てみると、がちがちの氷に覆われたイス(絶対座れないやつと悟る)、左に温泉が何種類かと、右奥に座れそうなイス。

 奥まで進んで、露天ゾーンに誰もいないことを確認し、内湯からも見えないゾーンで背中からそっと雪ダイブ。
 「冷たい」よりも先に、肩から背中がビリビリ痛い、、、!! 背中のためにも、すぐ露天へ

白銀荘の様子。ほんとにこんな写真の通り一面の雪だった(画像はHPより拝借)


 雪がチラついて一面真っ白、木々の枝枝にも白く積もっていて、温泉の周りを覆うようにどっしり積もっている雪の先にはバキバキのつららもある。そんななかでほかほかのお湯が沸いている不思議さを感じたり。

 これはさすがに外気浴はできないなあ〜と思いながら露天でぽかぽかした後、2セット目に少しだけ外気浴→すぐお風呂へ、3セット目はサウナ3段目に座り、水風呂もしっかり入り、内湯の椅子でぼんやりととのう。

 ちなみに露天もいくつかあり、それぞれで結構温度違うよう。岩風呂(?)、子宝の湯、ぽかぽかの湯があったが、個人的にはぽかぽかの湯がよきでした

 あとはさいごに内湯の岩風呂でないほうのヒバの湯に入ったけど、雷がぴしゃーんと落ちたようにもふもふ的大ヒットの湯でした。熱めのお湯とヒバの香りがとってもよい湯だったなあ〜。

お風呂のあとは2階の休憩室へ

 さてさて、結構ゆっくりしちゃったなと思いながら休憩室へ行くと、旦那も3分前にあがったところという。最近時間決めずに各々満足したら上がるスタイルが定着してきたけど、ほぼ同じ時間にあがって来るという不思議。

休憩室。飲食も可で、カップラーメンの自販機もある。(画像はHPより拝借)

 
 持ってきた北海道限定のインスタント焼きそばを食べ、まだバスの時間まで2時間ほどあるため休憩
 旦那は座布団を何枚か敷いてすやすやしていたが、私はテレビ下の本棚から本を借り、しばし読書。

 大正初期に福島に住んでいた家族が北海道の開拓民として移住する話で、終始辛い場面が多かったが、途中出てくる地名も通ってきた場所だったりして、のめり込んで読んでしまった。その後17時近くなり、もう1度だけ内湯のヒバの湯にじゃぼんと入り、帰路へ。

4時間過ごして、帰路へ

 帰りの路線バスもなかなかの飛ばし具合で定刻プラス2分くらいにおさまり、なんとか1時間に1本の電車にもうまく乗り込むことに成功。雪のなかホームに入ってくるワンマンカー、風情ありすぎて心に残る。

帰りの上富良野駅。すっかり真っ暗。
ワンマンカーがホームに入ってくるところは風情ありすぎてぐっとくるものが

 帰りは2両編成なのもありなんなく座れ、寝落ちしながら旭川へ。


 この日の晩は小西鮨で美味しいお寿司を食べて、就寝。

小西鮨。いくらもうにも口のなかで溶けていった…

 北海道サウナ旅も終盤。
 ちなみにインスタに北海道写真をあげていたら、何人かの女友達からサウナの何がいいのか、を聞かれたのでまた気が向けば記事を書こうかなと思いました。
→【追記】サウナの何がいいのか記事を書きました

吹上温泉保養センター白銀荘
北海道空知郡上富良野町吹上温泉
http://kamifurano-hokkaido.com

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