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境界線について

今日はセラピーがあったのを仕事に没頭してすっかり忘れてしまい、晩御飯を食べている時にふと思い出しました。

や、やってしまった〜!と一瞬焦るも、すでに2時間半も経っており、内心自分の失敗に心がゾワゾワしました。

セラピストにはメールですみません、忘れていましたとだけ伝えて、まぁしゃーない。と必要以上にクヨクヨするこはやめました。

境界線についてですが、以前は人が失敗したことでもなぜか自分がしたことのように誤って、失敗を取り戻そうとしたりしていました。

いつもビクビクしていて、人に迷惑をかけるようなことがあってはならないと、払わなくてもいいお金も払ったし、境界線なんてほぼなかったです。

今は何か問題が起きつつある時に、例えば会社で私のミスでもないのに責任を取らされるような風向きになったら、スッと察知して、それは私の仕事ではないです、とハッキリ言えるようになりました。

見当違いな依頼にもイライラしながらも昔は逐一回答していましたが、そういうメールは即削除しています。

本当に必要なら再度連絡してくるし、大抵は無視すればそのまま音沙汰がなくなります。

境界線と、関係ないことには首を突っ込まないという決意と、自分の仕事には集中することで、無駄な残業もなくなるし。気分もいいし。

参考までに具体例をあげると、私が設定したミーティングに私がスケジュールの都合で出られなくなり、私のペアの人と、先方に「私はスケジュールの都合で出られませんが、リスケしますか、それともお二人で話しますか?」と確認して、リスケはしないと決まったのに、私のペアの人がミーティングに出なかった(忘れていた)ことがありました。

先方は私に連絡してきて、相手が来ないんだけどどうなっている?次からは相手がちゃんと出席するように取り計らって、と嫌味っぽくメッセージが来たのですが、瞬時に、一旦二人に確認したことで私の仕事は終わっているはず、ペアの人が忘れたのはペアの人の責任であって、次もその人が出席を確認した後に実際に来るかどうかは、秘書でもないのに私は管理できないので、「彼のスケジュール管理は私の仕事ではありません」と即回答したら、そうですよね、と去っていきました。

境界線がない頃には、こういう時にも平謝りして、単なる同僚相手に「申し訳ございません、次は絶対にこのようなミスが起きないように気をつけます。本当にすみません」とか言って、グズグズ落ち込んだと想像できます。

道理で人に舐められていた訳ですよね。この人は何を言っても踏みつけても大丈夫な人だ、と取られていたと思います。

境界線があるのとないのでは、心理的エネルギーの消耗度が違うし、内心のイライラも格段に減りました。なくなったわけではないですが、軽い気分でいることが多いです。

何よりも今の自分の方がさっぱりとしていて好きです。

なるべく正直に自分のニーズを伝えるようにしているので、明るくなったし、自信もついてきました。

何にでも首をツッコミ、関係ないのにまるで自分のことのように責任を感じては必要ないエネルギーを消耗していた頃とは、ほぼ別人と言ってもいいくらい印象が違うと思います。

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